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Speriaの通話録音AI解析、証券会社で確認時間を約10分の1に短縮

東京都港区に本社を置く株式会社Speriaは、証券業界向けに通話録音をAIで解析するサービスを展開しています。同サービスは、営業や顧客対応における通話をAIで自動チェックおよび可視化し、コンプライアンスの確認を支援するものです。

2026年2月の提供開始以降、導入先の証券会社では内部管理者による通話の確認時間が従来の約10分の1に短縮され、約3割にとどまっていたチェック範囲が全件に拡大しました。また、新たに契約した証券会社とは、勘定系システムと通話録音システムを連携させたAI解析の取り組みも開始されています。

全件確認の難しさを解消する導入成果

証券会社では説明義務や勧誘ルールの遵守を確認するため、内部管理部門による通話録音のチェックが行われています。しかし、膨大な通話を人手で聞き直す負担が大きく、従来の確認は一部の抜き取りにとどまりがちでした。

導入先の証券会社では、AIが全通話をテキスト化して証券業界向けのチェックリストに沿って判定を行う仕組みを採用しています。内部管理者は確認が必要な箇所だけを判断できるようになり、確認時間の短縮と全件チェックの体制を整えました。

監査履歴の記録や教育への活用など多様な機能

同サービスは、リスクが疑われる発言を抽出して管理画面上に一覧表示し、どの通話のどの発言に懸念があるかを可視化します。誰がいつ確認し、どのように判断したかという証跡も記録されるため、監査や検査の際にも確認履歴の提示が可能です。

さらに、既存の通話録音システムから音声を連携させ、勘定系システムの顧客・取引情報とあわせて解析する機能も備えています。解析結果はコンプライアンスチェックだけでなく、優れた対応事例の共有や営業担当者の教育にも活用されています。

セキュリティ面では、情報セキュリティの国際規格ISO/IEC 27001(ISMS)の認証を取得しています。ログイン時のパスキーやワンタイムコードの導入、WAFによる不審アクセスの検知・遮断、グローバルIPアドレス制限などを実施しています。データは暗号化したうえで国内リージョンで保管・処理され、AIの学習には利用されません。

現在は契約済みの証券会社に加え、複数の証券会社でトライアルが進められています。代表取締役の仲田真氏は、前職の野村證券での経験に触れながら、コンプライアンスの担保と優れた対応の共有を一つの録音から実現し、証券業界の現場へ還元していく考えを示しています。

株式会社Speria 概要

  • 会社名:株式会社Speria
  • 所在地:東京都港区芝3-29-6
  • 代表者:代表取締役 仲田 真
  • 設立:2023年
  • 事業内容:AI音声解析SaaSの開発・提供
  • URL:https://speria.jp/
  • 証券会社向けURL:https://speria.jp/securities

本記事は株式会社Speriaの発表をもとに作成されています。

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