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ただいまフードプロジェクトが発足 有機性資源を農地へ還元 東京でイベント開催へ

浄化槽汚泥や下水汚泥、食品残渣などの有機性資源を堆肥・肥料として農地に還元し、食と資源、農業をつなぐ循環型社会の実現を目指す「ただいまフードプロジェクト」が発足しました。

本プロジェクトでは、有機性資源を活用して育てられた農産物や加工食品を「サーキュラーベジタブル®︎」「サーキュラーフルーツ®︎」として消費者に分かりやすく伝えるため、共通ロゴやシールによる取り組みの見える化を進めています。あわせて、研究者や自治体、農家、事業者が立場や分野を越えてつながる場として、東京・大手町にてMeetupイベントが開催されます。

有機性資源の循環と取り組みの見える化

ただいまフードプロジェクトは、浄化槽・下水汚泥や食品残渣などの有機性資源を堆肥・肥料として農地に還元し、「食 → 資源 → 農 → 食」の循環を取り戻す取り組みです。

資源循環型の農業を広げるためには農業者や資源再生に取り組む事業者の努力を消費者に伝えることも重要とし、汚泥由来の堆肥・肥料や生ごみ堆肥などの有機性資源を活用して育てられた農産物・加工食品を識別できるよう、共通ロゴとシールを用いた取り組みを進めています。

マークを農産物のパッケージや売り場に表示することで、消費者が資源循環に取り組む商品を見つけやすくし、日々の買い物を通じて循環型社会づくりに参加できる仕組みを目指します。また、共通の目印を通じて生産者の思いや工夫を伝え、生産者と消費者をつなぐとともに、参加事業者同士のネットワーク形成を進めるとしています。

国内の肥料自給と廃棄物利用における課題

日本の食料自給率や肥料自給率は世界的にも低く、肥料原料によってはほぼ100%を海外からの輸入に頼っています。一方で、日本国内では約235万トン(令和4年度実績)の下水汚泥が発生しているにもかかわらず肥料利用率はわずか14%にとどまり、69万トン(令和5年度実績)の浄化槽汚泥の7割、生ごみ含む一般廃棄物の8割も焼却処理されています。

さらに2022年以降の国際情勢の変化により肥料価格が急騰し、農業生産者の経営に影響を与えています。プロジェクトでは、廃棄物を単に処理するのではなく次の農産物を育てるための資源として捉え直し、暮らしから生まれる有機性資源を農業に還元することで、資源の有効活用と地域農業の持続性向上を目指しています。

東京・大手町で立場を越えたMeetupイベントを開催

プロジェクトの一環として、鹿児島県で始まっている取り組みを起点に、地域や分野を越えたつながりを生み出すMeetupイベントが東京・大手町で開催されます。

当日は、鹿児島工業高等専門学校 創造デザイン工学科教授の山内正仁教授と、東京農業大学名誉教授・全国土の会 会長の後藤逸男教授による、汚泥や生ごみの肥料化や土づくりから考える資源循環などをテーマとした基調講演が行われます。さらに、研究者2名に行政関係者、肥料・堆肥製造事業者、農業者などを交えたパネルディスカッションが実施されます。

イベント後半には、プロジェクトの野菜などを使った立食・交流会が予定されており、東京・南青山を拠点とする「L for You(エルフォーユー)」によるケータリングが提供されます。

  • イベント名称:ただいまフードプロジェクト Meetup in 東京
  • 開催日時:2026年12月19日(土) 16:00-20:00(開場15:30)
  • 会場:3×3 Future Lab コミュニティスペース
  • 住所:東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階
  • チケットページ:https://tadaimafood-tokyomeetup.peatix.com/
  • 参加費:無料
  • 主催:ただいまフードプロジェクト実行委員会
  • お問い合わせ:info@tadaima-food.jp

本記事はただいまフードプロジェクト実行委員会(事務局:鹿屋衛生管理センター株式会社)の発表をもとに作成しています。

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