Wiz Cloud Japan、サイバー対策の日本向け支援プログラムを開始
Wiz Cloud Japanは、2026年10月現在で日本国内において相次ぐ不正アクセスやサイバーセキュリティインシデントへの特別支援プログラムとして、「日本向け Scan for Good」を開始することを発表した。攻撃者がAIを活用してインターネット上の攻撃表面を迅速にマッピングし悪用する事例が増加するなか、非破壊的かつ最小限の負荷で脆弱性の発見と修復を支援する。同イニシアチブでは、Wiz ResearchとGoogle DeepMindが共同推進するAI技術などを駆使して安全なデジタル環境構築を支えるとしている。
日本国内において企業や行政機関を狙った不正アクセスが急増しており、組織の防御能力強化が課題となっている。特に、Wiz Researchが発見に貢献し業界による協調的な対応の一翼を担う「PHP2Shell」(CVE-2026-109618/9)をはじめとする、最新の高リスクな脆弱性への迅速な対応が求められている。こうした状況を受け、Wiz Cloud Japanは日本企業の重要システムや各種Webサイトの露出面を安全に保護するための特別プログラムを立ち上げた。
AIを活用した先進的なペンテスト
プログラムでは、外部からアクセス可能なドメインやウェブサイトなどの露出面を中心にAIを活用したテストを実施し、複雑な攻撃パスの発見と修復を支援する。
使用技術にはWiz Red Agent(AIペンテスター)、Gemini 3.8 Flash Cyber、Gemini 4 Argonなどが用いられる。ドメインおよびサブドメインを対象に、事前申請と合意に基づいて非破壊的テストが実施される。専門知識を持つWiz Researchの主導・監督のもと、高リスクな発見事項を人間が検証した上で安全に開示と指導を行う。なお、破壊的なペイロードやサービス中断を伴うアクションは行わず、最小限の負荷で診断を実行することで安全性を担保する。
専用テナントの提供とアセスメントサポート
あわせて、公開サイトやドメインに対してAIスキャンを行うWiz専用テナントが最大21日間提供される。発見された脆弱性や「PHP2Shell」などを含むイシューに対しては、AIによる分析結果と修復ガイダンスが提供される。
また、クラウドやコード環境の評価・接続環境を持つ企業に対しては、要望に応じて内部可視化やアセスメントの個別相談も実施する。
対象組織と申し込み条件
プログラムの対象や申し込みに関する詳細は以下の通り。
- 対象:日本国内に本社を持つ企業・組織(※公共サービス・重要インフラ事業者、およびすでに攻撃被害を受けている企業様を優先的にご支援いたします)
- 費用:無償(※アセスメント期間終了後、継続利用をご希望される場合は有償のご案内となります)
- 特記事項:事前に弊社利用規約への合意が必要となります。また、応募多数の場合は提供までにお時間をいただくか、受付を早期終了させていただく場合がございます。
- お問い合わせ先:Wiz Cloud Japan お問い合わせ・申し込みフォーム(https://forms.gle/rsmEBRHkr6sY9H8R7)
- 関連リンク:Wiz Red Agent(https://www.wiz.io/ja-jp/blog/wiz-red-agent-is-ga)
本記事はWiz Cloud Japanの発表をもとに作成。
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