ポケットサインが取締役会・監査役設置会社へ移行 新役員体制を発表
マイナンバーカードを活用した自治体公式アプリなどを提供するポケットサイン株式会社は、2026年10月1日付で取締役会・監査役設置会社へ移行した。これに伴い、岩崎寛正が取締役CFOに、若松牧氏および林祐也氏が監査役にそれぞれ就任した。同社は将来の株式市場への上場を見据え、財務戦略の強化とコーポレート・ガバナンス体制の充実を図るとしている。
新体制移行の背景と事業展開
ポケットサイン株式会社は「信用の摩擦をゼロにする」をミッションに掲げ、マイナンバーカードを活用したデジタルID基盤の社会実装を進めている。同社が提供する自治体公式アプリは250以上の自治体に導入され、マイナンバーカードによる登録者数は300万人を突破した。2026年9月には、公的個人認証を採用領域に応用したHRサービス「ジョブトラスト」を立ち上げ、HR領域へ参入している。

自治体向け事業に加え、民間企業向けの本人確認サービスやHR領域へと事業領域が広がるなかで企業に求められる社会的責任が一層高まっていることから、今回の体制変更が実施された。新体制のもとで経営の透明性と健全性を高め、持続的な事業成長と企業価値の向上に取り組むとしている。
新任役員の経歴とコメント
取締役CFOに就任した岩崎寛正は、丸紅株式会社での海外事業投資、丸紅米国子会社CFO、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、Opn Holdings株式会社(現 Omise)でのDirector of FP&Aを経て、2023年5月にポケットサイン株式会社に参画した。執行役員CFOとして創業期からの資金調達をリードするとともに、経営企画およびコーポレート部門を統括してきた。岩崎寛正は「今後は取締役として経営の意思決定により深く責任を持ち、より一層の持続的な企業価値の向上とガバナンス体制の強化に取り組んでまいります」とコメントを寄せている。

監査役(非常勤)に就任した若松牧氏は弁護士で、アクアシス法律事務所に所属し、企業法務やスタートアップ支援、IPO支援などを主要な取扱分野としている。同じく監査役(非常勤)に就任した林祐也氏は公認会計士で、2023年10月に林祐也公認会計士事務所、2025年12月に合同会社Stylo Consultingを設立し、上場準備企業に対するIPO支援や各種会計・財務コンサルティング業務などに従事している。
2026年10月1日時点の役員体制

- 代表取締役CEO 梅本 滉嗣
- 取締役CTO 澤田 一樹
- 取締役CFO 岩崎 寛正(新任)
- 監査役(非常勤) 若松 牧(新任)
- 監査役(非常勤) 林 祐也(新任)
ポケットサイン株式会社は、公的個人認証サービスのプラットフォーム事業者として主務大臣の認定を受けている。
- 会社名:ポケットサイン株式会社
- 所在地:東京都新宿区大京町22-1
- 代表者:代表取締役 梅本滉嗣
- 設立:2022年8月29日
- URL:https://pocketsign.co.jp/
本記事はポケットサイン株式会社の発表をもとに作成。
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