ハヤト・インフォメーション、RFID管理アプリに位置追跡オプション提供へ
東京都新宿区に本社を置く株式会社ハヤト・インフォメーションは、RFID管理アプリ「MANICA MOBILE NEXT(マニカモバイルネクスト)」に、2025年9月に発表した室内位置情報ソリューション「どこね(docone)」を「位置追跡オプション」として統合し、2026年10月下旬より提供を開始します。
人が読み取るRFIDに、どこねの BLE ビーコンと受信機が自動で見つける仕組みを組み合わせ、探す手間や返す手間そのものをなくすことを目指します。同社は2026年7月に「MANICA MOBILE NEXT」を発表後、8月に真贋証明サービス「Manica Brand Protection」、9月にAI画像認識・OCR機能群「MANICA VISION」を統合しており、今回の機能追加はそれに続く第4弾となります。
手動スキャンによる所在のずれを自動検知で解消

従来の RFID は一括読み取りによる棚卸や貸出返却を迅速化する一方、居場所の情報が更新されるのはリーダーをかざしたタイミングに限られていました。そのため、別の棚に置かれた工具や返却処理が漏れた機材など、「最後にスキャンした場所」と「実際にある場所」のずれが現場の課題となっていました。

今回の統合では、病院や製造現場で導入されてきた「どこね」の技術をアイテム管理に直結させています。アイテムに取り付けた BLE ビーコンを倉庫や保管庫の受信機が常時検知し、保管場所の記録を自動で更新します。受信機は専用サーバーを介さず MANICA MOBILE NEXT のクラウドに直接接続され、ビーコンを受信機の近くに置くだけで管理画面に表示されるため、製品名を登録すれば利用を開始できます。
運用を効率化する4つの機能
新オプションでは、現場の管理を支援する以下の機能が提供されます。
- フロアマップ:倉庫の見取り図や棚配置図上に棚ごとのアイテム件数を表示します。受信機を割り当てた棚は稼働状態や最終検知時刻も確認できます。受信機がない場合でも棚卸や返却記録により件数が更新され、全プランで追加費用なしで利用可能です。
- 自動移動:保管場所ごとに設置した受信機がビーコンを検知すると保管場所が自動更新され、履歴に記録されます。機器登録時の MAC アドレス入力などは不要で、隣接する受信機間での重複を防ぐ制御機能を備えています。
- 自動返却:貸出中のアイテムを元の棚に戻すと、受信機が10分以上検知し続けたことを確認した上で自動返却処理を行います。静止したタグの報告周期により、戻してから通常1時間以内に処理が完了します。この機能は事業者ごとの設定で有効化や無効化を選択できます。
- 警告通知:ビーコンの電池残量が 20% 以下になった場合や通信途絶時に、管理画面や企業管理者宛メール、Webhook を通じて通知します。同じ対象への通知は24時間に1回にまとめられます。

料金体系と提供機器
受信機同士が電波を中継する BLE Long Range メッシュを採用しており、ブリッジ1台で倉庫内の複数受信機をカバーします。受信機とブリッジ間の配線は不要で、無線区間は AES で暗号化されます。
料金および機器の提供方法は以下の通りです。
- 位置追跡オプション:月額12,000円(税抜)。基本料月額3,000円(税抜)のスタンダードプランに追加可能
- フロアマップ:全プランで追加費用なし
- 位置追跡|ブリッジセット:10,000円(税抜予定価格、NFC Store で単品販売予定)
- 位置追跡|受信機:5,000円(税抜予定価格、NFC Store で単品販売予定)
- 位置追跡|ビーコン:3,500円(税抜予定価格、NFC Store で単品販売予定)
なお、機器の価格は予定価格のため変更になる場合があります。また、提供開始は2026年10月下旬を予定しています。
会社概要
- 会社名:株式会社ハヤト・インフォメーション
- 代表者:代表取締役 本間 隆
- 所在地:〒160-0008 東京都新宿区四谷三栄町12-5 ライラック三栄ビル
- 設立:1983年
- 事業内容:RFID/NFC関連パッケージソフトの開発・販売、ソフトウェア受託開発
- URL:https://www.hayato.info/
本記事は株式会社ハヤト・インフォメーションの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



