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NTT西日本と恵那市、レベル4実現めざし自動運転EVバスの実証運行へ

小野 雄一郎が支店長を務めるNTT西日本株式会社 岐阜支店(以下「NTT西日本」)は、岐阜県恵那市が取り組む自動運転EVバス事業において、2027年度中の自動運転レベル4実現をめざし、2年目となる実証運行を開始します。人口減少や高齢化に伴う地域交通課題の解決に向け、東濃地域自動運転推進コンソーシアムと連携して安全性や運用効率の検証を進めます。本事業は昨年度に引き続き、国土交通省「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」の採択を受けて実施されます。

実証実験の背景と目的

恵那市では、人口減少や高齢化に伴う公共交通の担い手不足への対応に加え、将来的なリニア中央新幹線開業を見据えた二次交通の整備など、持続可能な公共交通の実現が課題となっています。

こうした交通課題の解決に向けて恵那市とNTT西日本は昨年度に自動運転EVバスの実証実験を実施しており、今年度も広域連携・協力の下で検証を継続します。連携組織である「東濃地域自動運転推進コンソーシアム」には、恵那市、多治見市、中津川市、瑞浪市、土岐市、下呂市が参画しています。

本事業では、自動運転レベル4の実現を見据えてレベル2による実証運行が行われます。事業主体は岐阜県恵那市で、東濃地域自動運転推進コンソーシアムが協力します。実証運行の概要は以下の通りです。

  • 運行ルート:恵那市・岩村城下町周遊ルート(1周2.4km)
  • 使用車両:Navya  Mobility社製「EVO3」
  • 一般運行期間:2026年10月10日(土)~2026年12月12日(土)(45日間)
  • 運行ダイヤ:9時台~16時台 計9便
  • 運賃:無料

一般運行期間は一般の方の乗車も可能ですが、利用には事前予約が必要となります。

交差点通過や遠隔監視システムを検証

今回の実証運行では、主に以下の内容について検証が行われます。

  1. 信号協調による安全かつ円滑な交差点通過の検証

信号協調システムから取得した信号機の灯火色情報や残秒情報を活用し、信号機の状態に応じた車両制御を行うことで、安全かつ円滑な交差点通過の実現に向けた検証を行います。

  1. 集約型遠隔監視システム・体制の検証

持続可能な遠隔監視型自動運転サービスの早期実現に向け、複数自治体・複数車両を一体的に管理する遠隔監視システムの構築や遠隔監視拠点の一元化について、実現可能性および費用削減効果の検証を行います。

今後の展開

今年度の実証運行を通じて自動運転レベル4の実現に向けた走行実績を蓄積するとともに、技術面や運用面における課題やその対処策を整理する方針です。

今後は東濃地域における広域連携・協力をさらに進めながら、2027年度中の自動運転レベル4の実現および自動運転バスの早期社会実装をめざすとしています。

本記事はNTT西日本株式会社 岐阜支店の発表をもとに作成されています。

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