エイブル総合研究所、2025年成約実績をもとに埼玉県の駅ランキングを発表
株式会社エイブル総合研究所は、グループ会社である株式会社エイブルの成約データを用い、2025年に実際に契約実績のあった埼玉県内の駅をもとに順位化した結果を公表しました。今回の集計では、都心へもアクセスしやすい県庁所在地の浦和周辺エリアに上位駅が集中する傾向が見られました。

住居費や教育環境が評価された東浦和と蕨
ランキング上位の各駅には、住居費や周辺環境の面でそれぞれ特徴が見られます。



東浦和は、周辺主要駅と比べて住居費を抑えやすく、落ち着いた住宅街が広がっています。見沼田んぼなどの大規模な緑地や公園が身近にあるほか、国道463号や第二産業道路にも出やすく、電車だけでなく車も活用したいファミリー層に適した環境となっています。
蕨は、京浜東北線で赤羽・上野・東京方面へ直通できる交通アクセスを持ちながら、都内や隣の川口駅・浦和駅に比べて家賃が抑えめな傾向にあります。市域5.11㎢と全国の市で最もコンパクトな蕨市には、市立小学校7校、中学校3校があり、1㎢当たり約2校と学校密度は埼玉県内の市でトップとなっています。学校が身近にある生活環境もファミリー層にとっての要素となっています。
交通利便性や生活機能が集約する南浦和・武蔵浦和・西川口
複数路線が利用できる駅や都心近接エリアの駅も上位に入っています。
南浦和は、京浜東北線(南浦和行き・始発)の発着駅であるため、朝の通勤時間帯でも座って都心まで通勤できる利便性があります。また、浦和エリアは教育への関心が高い地域として知られ、駅周辺には大手学習塾や予備校が集中的に立地しており、教育環境を重視するファミリー層からの支持を得ています。
武蔵浦和は、JR埼京線と武蔵野線の2路線が利用可能です。駅周辺では長年にわたり市街地再開発が進められ、駅前には高層住宅や商業施設のほか、南区役所や図書館などの公共施設も集まり、歩行者デッキで駅周辺が結ばれるなど生活機能が集約されています。
西川口は、川口駅の隣で荒川を越えればすぐに東京都(赤羽)という立地ながら、家賃相場が周辺より抑えめとなっています。駅周辺にはスーパーやドラッグストア、飲食店などが集まり、日常の買い物のしやすさと多国籍な飲食店が集まる街並みが特徴です。
上位は浦和周辺エリアに集中
今回のランキングでは、比較的家賃を抑えやすい東浦和や蕨、西川口に加え、複数路線が利用できる南浦和、武蔵浦和がランクインしました。浦和駅周辺では小中学校などの距離が近い地域も多く、市町村で共通する子育て支援策も広く実施されています。結果として、都心へアクセスしやすい県庁所在地の浦和周辺エリアに上位駅が集中しました。
集計条件と発表元の概要
本分析におけるデータの集計条件および発表元の情報は以下の通りです。
- 分析対象:2025年1月~12月のエイブル成約データを基に作成(市場全体の傾向を示すものではありません)
- 対象世帯の条件:2DK以上かつ入居人数2人以上の成約を「2人暮らし~ファミリー」として集計(入居者の続柄や世帯構成による抽出は行っておらず、夫婦・親子世帯以外の成約も含まれます)
- 家賃の算出方法:管理費(共益費)込みの中央値で算出(対象データでは2DKの成約件数が最も多いため家賃中央値は2DKの家賃水準の影響を受けており、物件ごとの条件により異なります)
- 学校数の出典:国土交通省「国土数値情報(学校データ)」(2023年度)を基に株式会社エイブル総合研究所で集計。1km²あたりの学校数は、国土地理院「令和6年 全国都道府県市区町村別面積調(4月1日時点)」の行政区域面積で市区町村別の小中学校数を割って算出
- 発表元:株式会社エイブル総合研究所(本社:東京都港区、ホームページ:https://www.kurashi-able.jp/ )
本記事は株式会社エイブル総合研究所の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



