森永乳業グループのベトナム給食支援がSustainable Japan Award優秀賞を受賞
森永乳業グループがベトナムで展開する給食支援プログラム「Smiles & Health for Children」が、ジャパンタイムズが主催する“Sustainable Japan Award 2026”において、“Sustainable Award ESG部門”優秀賞を受賞しました。表彰式および受賞企業・団体・自治体によるパネルセッションは、9月29日(火)に国際文化会館(東京都港区)で開催されました。
地域の自立と再現性の高いモデルを評価
2017年に創設された「Sustainable Japan Award」は、企業や団体、自治体、個人による先進的かつ持続可能な活動や、長年にわたり社会課題の解決に貢献してきた取り組みを表彰する制度です。Sustainable Japan Networkのアドバイザーおよび事務局による審査を経て受賞者が決定されます。
今回受賞した「Smiles & Health for Children」は、ベトナムにおける幼稚園・小学校給食を支援するプログラムです。自社の栄養・健康に関する知見を生かして現地の課題解決に貢献するCSVの取り組みであり、地域が主体となって継続できる仕組みを構築して子どもの健康と地域の自立を両立させた点や、他地域への展開が期待できる再現性の高いモデルである点が評価されました。
常務執行役員 海外事業本部長小林淳は、受賞は現地の子どもや教育関係者、保護者ら関係者全員の成果であるとし、「今後も、当社が培ってきた栄養・健康に関する知見を活かしながら、子どもたちの健やかな成長を支えるとともに、地域同士が学び合い、自ら発展していける仕組みづくりを進めてまいります」とコメントしています。
支援対象を拡大する給食支援プログラムの展開
森永乳業は、ベトナムの子どもたちの健康と栄養の改善への貢献を目的に、2023年5月から独自の給食支援プログラム「Smiles & Health for Children」を開始しました。幼稚園における給食施設の建設といった基盤整備に加え、教員や保健スタッフを対象とした栄養・衛生に関する知識向上やスキルの強化を行っています。
2026年5月には第3期プログラムを完了し、建設した給食施設をベトナム教育訓練省へ寄贈しました。これまでの支援対象者は、子ども900名以上、教員・保健・調理スタッフ130名以上、保護者800名以上にのぼります。

2026年7月に開始する第4期プログラムでは、確立した支援体制を引き続き活用するほか、ソフト面での支援対象を地域コミュニティの住民にも拡大します。あわせて、第3期の対象校関係者と第4期の支援予定校関係者が意見交換を行う「スタディツアー」の初開催も予定されています。
森永乳業グループの海外戦略とベトナムでの歩み
森永乳業グループは10年ビジョンとして、グローバル企業を目指すとともに2029年3月期までに「海外売上高比率15%以上」を掲げています。また、『サステナビリティ中長期計画2030』の「食とウェルビーイング」において「森永乳業グループの独自性を活かした価値をお届けすることで、3億人※1の健康に貢献するなど、人びとのウェルビーイング向上に貢献します」を設定しています。
※1 世界中の人々の健康に貢献する商品の2021年度~2030年度の対象商品のお届け見込み人数、及び当社提供の健康増進・食育活動への参加見込み人数をリーチ数(人数)として計算



同グループとベトナムの主な関わりの経緯は以下の通りです。
- 2010年:現地代理店のLe May Production, Trading and Service Company Limited(Le May社)を通じて育児用ミルクの輸出を開始
- 2021年6月:ベトナム市場での販売強化を目指しElovi Vietnam Joint Stock Company(Elovi社)を完全子会社化
- 2022年11月:森永乳業ブランド商品の現地製造および販売を開始
- 2023年:Le May社との合弁会社設立に伴い、Morinaga Le May Vietnam Joint Stock Company(Morinaga Le May社)を子会社化するための契約を締結
- 2024年3月:Elovi社の社名をMorinaga Nutritional Foods Vietnam Joint Stock Companyに変更
本記事は森永乳業の発表をもとに作成しています。
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