高槻市でハニワのふるさと新池遺跡展を令和8年10月から開催へ 出土品100点
高槻市の今城塚古代歴史館で、令和8年10月17日(土曜日)から令和9年2月14日(日曜日)まで、企画展「ハニワのふるさと-新池遺跡-」が開催されます。同展では、約1600年前の埴輪工房跡などが確認された「新池遺跡」から出土した大型円筒埴輪や赤く彩られた朝顔形埴輪のほか、今城塚古墳の出土品など計100点が紹介されます。

日本最大級の埴輪工房跡が確認された新池遺跡
新池遺跡は、5世紀中頃から6世紀中頃までの約100年間操業していた約1600年前の日本最大級の埴輪工房跡3棟と18基の埴輪窯、工人集落などが発掘調査で確認された遺跡です。当時の埴輪づくりの様子を具体的に知ることができる、全国的にも貴重な遺跡として知られています。
埴輪づくりの実態や地域社会と王権の結びつきを紹介
当時埴輪づくりを担った工人たちが新池の埴輪窯で高度な生産技術を学び、故郷へ戻って各地域の古墳づくりや埴輪づくりに経験を生かしたことから、高槻は「全国の埴輪文化のルーツ」と言えるとされています。
会場では、新池遺跡から出土した大型円筒埴輪や赤く彩られた朝顔形埴輪に加え、工人が埴輪の表面を整えた際についた木目の痕や布で拭った痕など、埴輪作りに使った道具の痕跡も紹介されます。また、大王陵とされる今城塚古墳をはじめ高槻市域の古墳から出土した新池遺跡製埴輪も展示され、種類や規格から古墳相互の関係や地域社会と王権との結びつきが考察されます。
同館の内田真雄館長は、新池遺跡について王陵級古墳の埴輪づくりの実態を明らかにした貴重な遺跡であるとしています。
企画展の概要
- 開催期間:令和8年10月17日(土曜日)から令和9年2月14日(日曜日)まで
- 休館日:月曜日(祝日は開館)、祝日の翌平日、年末年始(12月28日から1月3日まで)
- 開館時間:10時から17時まで(入館は16時30分まで)
- 場所:高槻市立今城塚古代歴史館(高槻市郡家新町48番8号)
- 観覧料:無料
- アクセス:高槻市営バス「JR富田駅」1番乗り場より「奈佐原行き」乗車、「今城塚古墳前」下車すぐ、または「関西大学・萩谷・萩谷総合公園行き」乗車、「氷室」下車徒歩8分
- 駐車場:無料駐車場あり(35台)
本記事は高槻市の発表をもとに作成しています。
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