ブルーモ証券、アドバイザー向けAIエージェント ウェルスアドバイザーAIを発表
ブルーモ証券株式会社は、アドバイザー向けAIエージェント「ウェルスアドバイザーAI」を発表しました。顧客との面談内容から資産配分や銘柄候補、数量を含む提案の原案を提示するシステムで、実際の提案判断や顧客への説明はウェルスアドバイザーが担います。同社は特定の金融商品の販売手数料を業績評価に含めない方針とAIの活用を組み合わせ、資産全体の相談から運用開始後の見直しまでを継続して提供します。
相談機会の格差を生む構造的課題への対応
日本銀行の2026年第2四半期「資金循環統計」によると、日本の家計金融資産2,519兆円のうち44.9%にあたる1,132兆円が現預金に留まっています。また、野村総合研究所の2023年推計では純金融資産5,000万円以上の世帯が2013年の415.9万世帯から2023年の569.2万世帯へ10年間で36.9%増加しており、厚生労働省「令和7年簡易生命表」における65歳からの平均余命も男性19.68年、女性24.52年と、退職後も長期にわたる運用と取り崩しの判断が求められています。
一方で、担当者が対応できる顧客数には限りがあり、手厚い支援が資産規模の大きい層に偏ることで、まとまった資産を持ちながら相談相手を持ちにくい層が生じる課題があります。金融庁が2026年7月29日に公表した「リスク性金融商品の販売・組成会社による顧客本位の業務運営に関するモニタリング結果」(全体版)では、収益評価やフロー評価の比重が高い金融機関ほど相対的に手数料の高い金融商品の販売割合が高い傾向や、担当顧客数が適正水準の2倍超となる事例が挙げられています。ブルーモ証券は、販売手数料を業績評価に含めない仕組みと「ウェルスアドバイザーAI」の導入により、これらの課題に対応します。
提案準備をAIが担い対話と判断に注力
ブルーモ証券では2026年7月のウェルスマネジメントサービス開始以来、資産運用・管理提案の準備にAIを活用しており、これをシステム化したものが「ウェルスアドバイザーAI」です。面談内容の整理、論点の抽出、資産配分・銘柄候補と数量、運用シミュレーションとストレステスト、提案資料の原案作成までを担います。
原案作成には面談記録と確認済みの口座情報を用い、基盤モデルと面談記録の書き起こしには外部サービスを利用しながら、システム全体の設計と実装は自社で行っています。アドバイザーが原案を検証・修正して提案を行うことで、論点の選択や顧客との対話により集中できるようになります。今後は、次回面談までの口座変化を通知する機能や口座データとの自動連携も予定しています。
ブルーモ証券は2022年6月に創業し、2023年6月に第一種金融商品取引業者の登録を完了、2024年5月にサービス提供を開始しました。メガバンク系および独立系VCから累計28.5億円の資金調達を実施しています。米国株・ETF投資『カスタムポートフォリオ』のほか、ブラックロックの助言を活用した『ブルーモコア』や『ブルーモインカム』を提供しています。
- 商号:ブルーモ証券株式会社
- 所在地:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町5-1 FinGATE BASE 404
- 代表者:代表取締役CEO 中村 仁
- 設立日:2022年6月9日
- 事業内容:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3384号
- 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人資産運用業協会
- 公式ウェブサイト:https://bloomo.co.jp
- 取引に関する費用とリスクについて:https://about.bloomo.co.jp/risk/
本記事はブルーモ証券株式会社の発表をもとに作成されています。
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