コダマのベトナム出身特定技能外国人材2名が国家検定1級めっき技能士に合格
自動車部品や防衛装備品、機械部品などの各種メッキ加工を手掛ける株式会社コダマは、同社に勤務するベトナム出身の特定技能外国人材(特定技能1号)2名が国家検定「1級めっき技能士」に合格したことを発表しました。

2名は7年間の現場経験を積みながら、日本人と同じ日本語で専門用語を含む学科試験や実技試験に挑戦し合格を果たしました。同社は今後、特定技能2号への移行を見据え、長期就労と技能承継を支援していく方針です。
7年の現場経験と社内勉強会「めっき塾」で合格を後押し


株式会社コダマでは、外国人材を単なる人員確保にとどめず、ものづくりを支える技術者として育成することを重視しています。メッキ加工には設備や薬品の管理だけでなく、材質や形状、要求性能に応じた判断力が求められるため、熟練者の知識や技能を引き継ぐ技能承継を重要な課題と位置づけています。
今回の試験対策では、特級めっき技能士の指導による社内勉強会「めっき塾」を実施し、学科・実技試験を想定した反復練習やめっき技術コンクールへの挑戦を通じて技術向上を図りました。
合格者の担当業務と試験への取り組み
今回合格したのは、それぞれ異なるメッキ工程を担当するグエン ヴァン ダットさんとグエン ディン マンさんの2名です。

無電解ニッケルメッキや光沢スズメッキなどを担当するグエン ヴァン ダットさんは、7年間の現場経験を通じてメッキ条件が品質に与える影響を理解できるようになったとし、「1級に合格できて、これからも経験を積み、安心して仕事を任せてもらえる技術者を目指して頑張ります」と話しています。
銅メッキや光沢スズメッキなどの量産バレルメッキ処理を担当するグエン ディン マンさんは、試験の約半年前から業務後に毎日約1時間の勉強を継続し、特級めっき技能士に質問を重ねて理解を深めたといい、「仕事をしながら勉強を続けるのは大変でしたが、1級に合格できて嬉しいです。これからも技術と知識を高めていきます」と語っています。

同社の代表取締役である児玉益子は、現場経験を積んできた2名の合格を喜ぶとともに、外国人材を含めた意欲ある人材が成長できる環境づくりを進め、将来は後輩に技能を伝える存在への成長を期待しているとコメントしています。
特定技能2号への移行と今後の展望

株式会社コダマは今回の合格を節目とし、2名が日本で長く活躍できるよう、以下の取り組みを通じてキャリア形成を支援するとしています。
- 特定技能2号への移行を見据えたキャリア支援
- 熟練者から若手・外国人材への技能承継の仕組みづくり
- めっき技能検定、めっき技術コンクールへの挑戦や社内教育を通じた技術者の継続的な育成
株式会社コダマについて
株式会社コダマは1960年創業の大阪市生野区を拠点とする企業で、自動車、電子部品、半導体製造装置、産業機械、航空・宇宙分野向けに各種メッキや表面処理を提供しています。
- 会社名:株式会社コダマ
- 所在地:大阪府大阪市生野区巽西1-9-35
- 代表者:代表取締役 児玉益子
- 創業:1960年
- 従業員数:51名
- 事業内容:金・銀・錫・ニッケル・銅・硬質クロム・亜鉛・無電解ニッケル等のメッキ加工・表面処理
- Web:https://www.fm-007.com/
本記事は株式会社コダマの発表をもとに作成しました。
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