Jストリーム、CDNサービスCDNextでSSL証明書運用の自動化機能を提供開始
株式会社Jストリームは、CDNサービス「J-Stream CDNext」において、認証局とのACME連携によるSSL/TLSサーバー証明書運用の自動化機能の提供を開始しました。利用者はACME対応の認証局を継続利用しながら、CDNext上で証明書管理とCDN運用を一元的に行うことが可能になります。
証明書有効期間の短縮方針と運用の課題
総務省の「情報通信白書」によるとサイバー攻撃関連の観測通信量は増加傾向にあり、Webサービス運用の安全確保が重要性を増しています。
こうしたなか、認証局やブラウザベンダーが参加するCA/Browser Forumにおいて、SSL/TLS証明書の最大有効期間を段階的に短縮する方針が決議されました。有効期間は2026年3月15日以降に最大200日、2029年3月15日以降には最大47日となる予定です。
有効期間の短縮に伴い更新作業の頻度が高まることから、更新漏れによるWebサイト停止やセキュリティリスクの回避、運用品質の確保と作業負荷軽減の両立が課題となっていました。
ACME連携による一元管理と導入メリット
今回の機能は、SSL/TLSサーバー証明書の取得や更新、失効などの手続きを標準化された方法で自動化するプロトコルであるACME(Automated Certificate Management Environment)に対応したものです。現在はGMOグローバルサイン株式会社が提供する「Atlas(次世代証明書発行プラットフォーム)」との連携を確認しています。

契約中の認証局を継続利用しながら、CDNext上で「証明書登録」「証明書更新」「更新証明書の適用」を一元管理できるようになります。人的作業の削減による運用負荷軽減に加え、更新漏れ防止によるサービス停止リスクの低減が図られます。本機能はCDNextの標準機能として提供され、利用者は追加費用なしで使用可能です。
GMOグローバルサイン株式会社電子証明書事業本部長の中嶋康章氏は、有効期間短縮に伴う証明書ライフサイクル管理の重要性に触れ、連携によって安全かつ効率的な運用環境が提供できることを歓迎する旨のコメントを寄せています。
今後の展開
Jストリームは今後もCDNextの機能拡充を進め、セキュリティや運用管理を含むコンテンツ配信基盤全体の価値向上を目指すとしています。あわせて証明書ライフサイクル管理機能の強化を通じ、Webサービス運用の包括的な支援を図る方針です。
株式会社Jストリーム 概要
- 社名(商号):株式会社Jストリーム(英語表記:J-Stream Inc.)
- 設立:1997年5月
- 代表者:代表取締役社長 石松 俊雄
- URL:https://www.stream.co.jp/
- J-Stream CDNext詳細:https://www.stream.co.jp/service/cdn/cdnext/
本記事は株式会社Jストリームの発表をもとに作成されています。
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