アイデムとリッケイ、システム開発とAI技術活用で戦略的事業提携に合意
総合人材情報サービスを手がける株式会社アイデムと、ITサービスを提供する株式会社リッケイは、2026年10月2日、システム開発およびAI技術の活用領域における戦略的かつ中長期的な事業提携関係構築に向けた基本合意書を締結した。両社は2025年以来の求人分野での協業を発展させ、生成AIをはじめとする技術の共同研究やAIソリューションの提供などを段階的に進める。2026年から2030年までの5カ年で、累計20億円規模の事業創出を共同努力目標に掲げている。
提携の背景と協業の狙い
企業のシステム開発や運用の現場では生成AIの普及に伴い生産性や品質の向上が求められる一方、AI技術に精通した人材の確保や育成が多くの企業で課題となっている。
アイデムは社内業務の効率化や採用活動支援などの新サービス創出に向け、AIを経営基盤のひとつとして位置付けている。今回の合意により、ベトナム・ハノイに本社を置くRikkeisoftグループの日本法人であるリッケイの技術力や開発リソースを活かし、持続的なAIトランスフォーメーションパートナーシップへの発展を図る。
アイデムの代表取締役社長である椛山 哲は、長年にわたりハノイ工科大学などベトナムとの関係を築いてきた実績に触れ、両社の強みを掛け合わせて2030年に向けてAIトランスフォーメーションを推進したい旨を示している。また、リッケイの代表取締役社長であるブイ・クアン・フイは、自社の実践ノウハウやベトナムのオフショア開発体制を活用し、AIソリューションの共創を進める姿勢を示した。
2030年に向けた3段階の協業計画
両社は2026年から2030年にかけて、以下の3つのフェーズに沿って段階的に協業を推進するとしている。
- フェーズ1(2026年):基盤構築
PoC・パイロット案件の共同実施や協業体制の整備を進め、AIエージェントの共同開発に着手する。
- フェーズ2(2027〜2028年):拡大展開
共同提案や共同営業を本格的に始動し、内製化支援にあたるAIトランスファーサービスの展開と顧客基盤の拡充を目指す。
- フェーズ3(2029〜2030年):戦略深化
共同ブランドのAIソリューションの確立、大手企業向け基幹系へのAI導入、オフショア開発体制の活用を目指す。
RIKKEI GLOBAL SUMMIT 2026でMOU交換式を実施予定
本合意に伴い、2026年10月9日にヒルトン東京お台場で開催されるリッケイ主催の「RIKKEI GLOBAL SUMMIT 2026」において、アイデムの椛山哲代表取締役社長とリッケイのブイ・クアン・フイ代表取締役社長が出席し、MOU交換式を実施する予定となっている。
両社概要
株式会社アイデム
- 創業:1970年
- 本社:東京都新宿区
- 代表者:代表取締役社長 椛山 哲
- 事業内容:求人メディア、人材紹介、外国人材支援、人材育成などの総合人材情報サービス
株式会社リッケイ
- 本社:東京都港区(Rikkeisoftグループ日本法人)
- 代表者:代表取締役社長 ブイ・クアン・フイ
- 事業内容:ITコンサルティング、AI・DX支援、システム開発・システム統合などのITサービス(国内6拠点とベトナムの開発拠点が連携)
本記事は株式会社アイデムおよび株式会社リッケイの発表をもとに作成されています。
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