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叡啓大学がR8年度上期共創プログラム最終報告会を開催 企業課題の解決策を発表

叡啓大学ソーシャルデザインセンターは、2026年9月24日(木)に叡啓大学にて「R8年度上期共創プログラム最終報告会」を会場とオンラインのハイブリッド形式で開催した。本プログラムは企業が抱える課題の解決や新規事業の創出を目的に、企業・教員・学生がチームを組んで取り組む実践型プロジェクトである。報告会では令和8年度上期に参加した2団体との取り組み成果が発表されたほか、下期参加企業を交えたトークセッションが行われた。

実践的な課題解決に取り組む共創プログラム

叡啓大学(学長 有信睦弘、広島市中区)が推進する共創プログラムでは、学生が企業と有償契約を結び、実社会の課題解決や新たな価値創出に向けたプロジェクトに参画する。学生はフィールドワークや検証、企画立案などの実践的な活動を通じて学びを深め、企業側は新たな事業創出や組織変革のきっかけを得ることを目指している。

報告会の第1部では、叡啓大学 産学官連携・研究推進センター長の早田吉伸教授による挨拶の後、定金基教授からプログラムの趣旨や取り組みについて説明が行われた。

荒木脳神経外科病院とセトラスホールディングスの成果発表

第1部の成果報告では、令和8年度上期にプログラムへ参加した2団体の学生チームが登壇した。

医療法人光臨会 荒木脳神経外科病院(広島市西区庚午)とのプロジェクトでは、外来患者の待ち時間に着目した調査が行われた。学生チームは待ち時間を地域とのつながりや交流の機会へ転換することを目指し、「つながる壁」「つながる本棚」「みんなでつくる折り鶴」などのプロトタイプを企画・実証したほか、待ち時間の可視化について提案した。今後は実証結果などを踏まえ、さらなる検証と改善を重ねていく予定としている。

香川県高松市に本社を置くセトラスホールディングス株式会社とのプロジェクトでは、既存のオリーブ事業を題材に持続的な事業発展に向けた提案を行った。現地調査やヒアリングを通じて課題を分析し、人材育成と現場課題の解決を結び付ける新たな仕組みを提案した。この提案は企業関係者から評価を受け、今後セトラスホールディングス株式会社内で試行的に実施されることとなった。

下期参加企業を交えたトークセッション

第2部では、下期参加企業である株式会社サンフレッチェ広島 事業プロモーション部 部長 浜田氏、株式会社ニシキコネクト 代表取締役 宮﨑氏と、定金教授によるトークセッションが実施された。

両社からは学生のプロジェクトに対する本気度の高さや柔軟な発想力、現状分析から仮説を立てて検証を重ねる姿勢に高い評価が寄せられた。参加の背景として、浜田氏は新スタジアムを拠点とした地域とのつながりの拡大に向けて新しい視点による変化や挑戦が必要であることや社員への刺激を挙げ、宮﨑氏は印刷業界の環境変化の中で自社の変革を進めるため、地域との関わりを深めながら学生とともに新しい価値の創出に取り組みたいとの期待を述べた。

本記事は広島県公立大学法人 叡啓大学の発表をもとに作成。

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