COMPUTEX台北国際コンピュータ見本市が2027年6月1日から開催へ
COMPUTEX台北国際コンピュータ見本市が、2027年6月1日から6月4日まで開催される。2026年の開催でバイヤー数と出展規模が過去最高を記録したことを受け、COMPUTEX 2027では台北世界貿易センターホール1を全館解放し、展示スペースを大幅に拡大する。AIロボットをはじめとするテクノロジー体験展示エリアを充実させ、多種多様な分野におけるAIの最新の応用事例を紹介する方針だ。

COMPUTEX 2026では、AIロボットが独立した展示エリアとして台北世界貿易センター1館に集結し、過去最多となる11万人のバイヤーが来場した。
COMPUTEX 2027では引き続きフィジカルAIを展開し、産業用ロボットや無人搬送車、スマート車載システム、スマートモビリティなど、幅広い分野の応用事例を紹介する。AIがクラウドから現実世界へと実装されていく最新の姿を直接体感できる展示エリアとなる。
急成長するエッジAI市場と3つの主要テーマ
エッジAIの需要は急速に拡大している。Fortune Business Insightsのレポートによると、世界のエッジAI市場は2026年の475億9,000万米ドルから2034年には3,858億9,000万米ドルへと拡大し、年平均成長率(CAGR)は29.9%に達すると予測されている。
ロボットやスマート製造が特に著しい成長を見せる中、COMPUTEX 2027では「AIコンピューティング」「ロボット&スマートモビリティ」「次世代テクノロジー」の3つの主要なテーマにフォーカスし、企業が世界各国のパートナーと出会い、新たなビジネスチャンスを創出するためのプラットフォームを構築する。
InnoVEXスタートアップ展示エリアでAI実用化を支援
アジアを代表するスタートアッププラットフォームであるInnoVEXは、スタートアップ企業と世界のベンチャーキャピタルを繋ぎ、半導体サプライチェーンへの参入や海外市場への販路拡大を支援している。2026年は展示規模が前年比11%以上拡大し、23カ国以上から500社を超えるスタートアップ企業が集結した。
2027年のInnoVEXでは「AIの実用化」にフォーカスし、世界中のベンチャーキャピタル(VC)、コーポレートベンチャキャピタル(CVC)、大手IT・テクノロジー企業のリソースを集結させる。コンテストやフォーラム、1対1のビジネスマッチングを通じて、AI、医療、ロボット分野のスタートアップ企業が最先端技術を具体的なビジネスモデルへと転換し、実用化につなげるためのサポートを行う。
過去最高の実績を記録した2026年開催
2026年のCOMPUTEXには152カ国から11万1,312人を超えるバイヤーが来場し、出展規模は1,500社、6,000ブース以上に達した。
基調講演(Keynote)には、クアルコム(Qualcomm)社長兼CEOのクリスティアーノ・アモン氏、マーベル・テクノロジー(Marvell)会長兼CEOのマット・マーフィー氏、インテル(Intel)CEOの陳立武氏、NXP社長兼CEOのラファエル・ソトマヨール氏が登壇し、AIエコシステムの発展における知見と議論が交わされた。

- 公式サイト:https://www.computextaipei.com.tw/en/index.html
- お申し込み:https://events.taiwantrade.com/COMPUTEX27
本記事はCOMPUTEX台北国際コンピュータ見本市の発表をもとに作成。市場予測に関するデータはFortune Business Insightsのレポートに基づく。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



