ファストインサイトのシニア・アドバイザーに元P&Gの中村淳一氏が就任
ファストインサイト株式会社は、中村 淳一氏をシニア・アドバイザーとして迎えたことを発表した。同社はAIモデレーターが海外の生活者に現地の言葉でインタビューを行い、和訳レポートを提供する調査サービス「Fast Insight」を展開している。中村氏のマーケティングやデータ分析の実務経験を生かし、サービスの対話品質やレポート水準の向上を図る。
就任の背景
「Fast Insight」は、AIモデレーターが海外の生活者に現地の言葉でインタビューを行う調査サービスである。インタビューの進行をAIが担う一方で、生活者の本音を引き出すための問いの立て方や聞き方、深掘りや言い換えといった対話の設計には、実務で培われた判断が求められる。
中村氏はP&GでのブランドマーケティングやMetaでのマーケティングサイエンスを通じ、生活者インサイトを事業成果につなげてきた実績を持つ。同社は、その経験をAIモデレーターの品質や顧客向けレポートの水準に直接反映させるため、シニア・アドバイザーへの就任を決定した。
中村氏が担う主な役割
中村氏はシニア・アドバイザーとして、主に以下の4つの業務を担当する。
- AIモデレーターの対話品質の監修:生活者への問いかけ、深掘り、言い換えが実務のプロフェッショナルの基準で妥当かを確認する。
- インタビューガイドと調査設計のレビュー:顧客の意思決定に必要な問いが適切な順序と形式になっているかを見直す。
- インサイトの解釈・構造化とレポート品質への助言:インタビューの発見を単なる要約にとどめず、意思決定につながる示唆として活用できる構成や表現について助言を行う。
- 海外調査設計の助言:国や文化の違いを踏まえた設問設計と解釈について、アジアをはじめとした実務経験をもとに助言する。
中村淳一氏の略歴
中村 淳一氏は慶應義塾大学経済学部を卒業後、2002年にP&Gに入社し、レノアの日本導入をはじめとするブランドマーケティングに携わった。2013年からはシンガポールを拠点にアジアのメディアとデータを担当。2017年にMeta(Facebook Japan)へ入社し、マーケティングサイエンスおよびデジタルマーケティング領域で日本とアジア太平洋地域の企業やブランドを支援した。
2026年にTsumugu合同会社を設立し、生活者インサイトを起点とした価値再構築支援を行っている。マーケターキャリア協会 公式メンター、早稲田大学 NEOマーケティング講座アドバイザーを務めるほか、京都芸術大学大学院 MFAを修了している。
- 会社名:ファストインサイト株式会社
- 代表者:代表取締役 鈴木一成
- 設立:2026年3月3日
- 所在地:東京都品川区上大崎三丁目2番1号
- 事業内容:29言語・56か国の生活者にAIモデレーターがインタビューを行う調査サービス「Fast Insight」の開発・運営
- 認証:ISO/IEC 27001:2022(認証番号 123392、認証機関 Prescient Security)
- URL:https://fastinsight.ai
本記事はファストインサイト株式会社の発表をもとに作成。
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