NTTアノードエナジー、青森三沢蓄電所を商用運転開始 全国11システムに
東京都港区に本社を置くNTTアノードエナジー株式会社(代表取締役社長:岸本 照之)は、建設を進めていた「青森三沢蓄電所」の商用運転を2026年9月に開始した。これにより、同社が自社で開発・運用する蓄電所は全国で11システムとなる。今後はアグリゲーターとして各種電力市場での最適取引や蓄電所の一元的な保守監視を行っていく方針だ。
自社開発・運用の蓄電所が全国11システムに
NTTアノードエナジーは、青森県三沢市南町に建設した青森三沢蓄電所の商用運転を2026年9月に開始した。これにより同社が自社で開発・運用する蓄電所は全国で11システムとなった。
今後はアグリゲーターとして、卸電力市場、需給調整市場、容量市場といった各種電力市場での最適取引や充放電制御、蓄電所の一元的な保守監視を行っていくとしている。同社は蓄電所の開発、保守・運用を通じて、再生可能エネルギーの更なる普及拡大と持続可能な社会の実現に貢献していく構えだ。
再生可能エネルギー普及に伴う調整力の確保
カーボンニュートラル実現に向け、再生可能エネルギーの普及拡大と有効活用が進む一方で、電力需給の安定化が課題となっている。
再生可能エネルギーの発電量は気象条件に依存して変動するため、電力系統の周波数や電圧を一定に保つ調整力が求められる。これまでは主に火力発電所がこの役割を果たしてきたが、脱炭素化を加速させるため、調整力としての蓄電池設置の拡大が見込まれている。
青森三沢蓄電所の設備概要
青森三沢蓄電所の設備概要は以下の通り。
- 名称:青森三沢蓄電所
- 設置場所:青森県三沢市南町
- 電池種類:リチウムイオン電池
- PCS出力:1,999kW
- 公称容量:8,226kWh(一般家庭約720世帯分の1日の電力使用量に相当)
- 運転開始:2026年9月
- 事業者:NTTアノードエナジー株式会社
NTTグループのGXブランド「NTT G×Inno」の取り組み
今回の取り組みは、NTTグループが展開するGXソリューションブランド「NTT G×Inno(エヌティティ ジーノ)」の取り組みの1つに位置付けられている。


「NTT G×Inno」はNTT株式会社の登録商標で、「NTT GX(Green Transformation)× Innovation」の略称である。社会へのソリューション提供を通じてGX分野でInnovation(変革)をおこし、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献していく取り組みとしている。
本記事はNTTアノードエナジー株式会社の発表をもとに作成しました。
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