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HOKULEA、JIVANA宮古島の増築プロジェクトでデザインを担当へ

ホテル・旅館の建築設計やデザインを手掛ける一級建築士事務所のHOKULEA株式会社は、スモールラグジュアリーホテル「JIVANA宮古島」のバリューアッププロジェクトにおいてデザインディレクションを担当する。既存の7室に加えてプライベートプール付きメゾネット型スイートを7室増築し、2027年の開業を目指す。敷地7,000㎡超全体のデザインを手掛け、レストランの刷新やプライベートサウナの新設も進める。

JIVANA宮古島は2024年4月にオープンしたホテルで、2023年9月から2024年4月にかけて行った大規模リノベーションでは全室に海を臨むインフィニティプールを設置した。今回の増築プロジェクトでは、2023年から2024年に掛けて改修した7室のオールスイートヴィラに続き、新たにプライベートプールを備えたメゾネット型スイート7室を増築して計14室体制とする。

敷地内では客室の増築に加え、レストランの刷新やプライベートサウナの新設を含めた敷地7,000㎡超全体のリブランドとデザインディレクションが実施される。

廃棄サトウキビを活用した建材「バガスクリート」を採用

本プロジェクトでは、沖縄県内で発生する未活用資源を取り入れた建材「バガスクリート(バガス+コンクリート)」を開発・採用している。沖縄県では年間およそ60万〜80万トンのサトウキビが生産され、製糖工程で年間18万トンを超える搾りカス(バガス)が発生するものの、年間約2万トンが未活用のまま廃棄されてきた背景がある。

コンクリートの「曲げや引張り」に弱い性質に対し、バガスの植物繊維を混ぜ合わせることで弱点を補完する高機能建材として活用する。既存の7室に続き、新設する7室のスイートにも採用される。内装には島に自生する木や葉、石といった自然由来の素材を取り入れ、アースカラーで統一する。

傾斜地の地形を活かした2階建てメゾネット設計

新築棟の全7室には2階建てのメゾネット型を採用した。伊良部島特有の緩やかな傾斜地において、平屋乱立による過剰な盛土を避け、高低差を設計に活かすことで環境負荷を抑えながら全室からのオーシャンビューを確保している。

客室は下層にベッドルーム、バスルーム、プールを配置し、上層にリビングダイニングとミニキッチンを配している。下層階の窓際ベッドルームを吹き抜けとすることで開放感を持たせ、光や風を感じられる立体的な設計とした。

HOKULEA代表取締役社長の大出真裕は、今回の取り組みについて、伊良部島の自然環境やサトウキビの地場産業に向き合い、建築の力で未来へつなぐ思想の深化の記録であるとし、評価は先々の10年で決まるものと考えて実直に手を動かし続けていくとしている。

施設および関連企業の概要

JIVANA宮古島の施設概要は以下の通り。

  • 名称:JIVANA宮古島
  • 所在地:〒906-0502 沖縄県宮古島市伊良部池間添1130
  • 客室数:14室(既存7棟+増築7棟)
  • 付帯施設:レストラン、バー、プライベートサウナ
  • 敷地面積:7059.91㎡
  • 延床面積:855.61㎡(増築前)
  • デザイン監修:HOKULEA株式会社
  • ホテル公式サイト:https://www.jivana-miyako.com/

HOKULEA株式会社の概要は以下の通り。

  • 社名:HOKULEA株式会社
  • 代表者:大出真裕
  • 所在地:沖縄県那覇市松尾2-19-39 グリーンハイツ那覇209
  • 設立:2023年8月1日
  • 事業内容:ホテル・旅館の建築設計、デザイン
  • 公式サイト:https://hokulea.co.jp/
  • お問い合わせ:https://hokulea.co.jp/contact

本記事はHOKULEA株式会社の発表をもとに作成。

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