Dellows News

京阪電鉄不動産とSANU、滋賀の近江舞子に地域共生型拠点を共同開発へ 2028年度予定

京阪電鉄不動産株式会社と株式会社SANUは、滋賀県・びわ湖エリアにおける「セカンドホーム・ツーリズム(地域循環型の滞在)」の推進に向けた業務提携を開始しました。京阪電鉄不動産が保有する近江舞子エリアの土地を舞台に、既存建物のリノベーションと新築を組み合わせた地域共生型複合拠点を共同開発します。開業は2028年度を予定しています。

旧近江舞子ホテル跡地を活用し日帰り客中心の課題解決へ

滋賀県商工観光労働部「令和6年 滋賀県観光入込客統計調査」によると、滋賀県全体において観光客の9割超が日帰り客で宿泊客は1割に届かないとされており、一過性の消費にとどまることが長年の地域課題となっています。また、一般的なリゾートホテルは平日の稼働率が2〜3割に落ち込み年間平均が4〜5割となるなど、繁忙期と閑散期のギャップを抱えています。

これに対し、SANUはサブスクリプションや所有型、体験宿泊を組み合わせた利用構造により年間平均約80%の稼働率を実現しています。日常の延長として通う生活者が地域の店舗や事業者を利用することで、年間を通じた消費創出を目指します。

今回の計画地は、かつて観光を支えた旧近江舞子ホテルの跡地です。JR京都駅から電車で約30分という立地にある未活用資産を引き継ぎ、現代のニーズに合わせた滞在拠点を創出します。

自然との共生を目指す両社の理念

本計画は、京阪グループが推進する循環型社会の実現を目指すライフスタイル「BIOSTYLE」と、琵琶湖国定公園内の社有地12haで展開するアウトドアリゾートプロジェクト「OMI-MAIKO TONES / 近江舞子トーンズ」の一環に位置づけられます。同プロジェクトは第1段階のエバーグレイズ琵琶湖、第2段階のRVパーク近江舞子トーンズに続く第3段階の開発となります。

この思想と、SANUが掲げる「Live with nature. / 自然と共に生きる。」というブランド理念が共鳴し、今回のパートナーシップが結ばれました。

京阪電鉄不動産代表取締役社長の道本能久氏は、先人から受け継いだ地に新たな息吹を吹き込み、びわ湖を代表するサステナブル・ツーリズム拠点の形成を目指すとしています。また、株式会社SANUのCEOである福島弦氏は、日帰り中心や季節変動といった課題に対し、繰り返し通うセカンドホームの仕組みや過去最大規模となる飲食・体験空間づくりで挑む姿勢を示しています。

地域共生型複合拠点の事業概要

滋賀県大津市・近江舞子エリアに位置し、SANUとして最大規模となる拠点の開発を行います。宿泊者だけでなく、立ち寄り客や地域住民にも開かれた施設を目指します。

  • 開発地:滋賀県大津市・近江舞子エリア(JR「近江舞子」駅から徒歩1分)
  • アクセス:JR「京都」駅から電車で約30分
  • 施設概要:新築のステイ棟に加え、既存建物のリノベーションを実施
  • 開業時期:2028年度開業予定(事業計画の進行に合わせて変更となる可能性があります)

企業概要

京阪電鉄不動産株式会社

  • 所在地:〒540-6591大阪市中央区大手前1丁目7番31号 OMMビル15階
  • 代表者:代表取締役社長 道本 能久
  • 会社ページ:https://www.keihan-kiss.co.jp/

株式会社SANU

  • 所在地:〒162-0814 東京都新宿区新小川町8番30号 THE PORTAL iidabashi 2階
  • 代表者:代表取締役CEO 福島 弦
  • 会社ページ:https://corp.sa-nu.com/

本記事は京阪電鉄不動産株式会社および株式会社SANUの発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間