松下産業、茨城県笠間市に石文化の発信拠点LOGISTICSを2026年10月開設へ
石材専門企業の松下産業株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:百田貴宏)は、2026年10月5日(月)、茨城県笠間市稲田に文化発信拠点「LOGISTICS(ロジスティクス)」を開設します。
同施設は、白御影石「稲田石」の産地にある採石場の麓に位置する石材物流倉庫の一角を改修したギャラリー兼アーカイブ施設です。開館にあわせて、3組のデザイナーによる開館記念展「INTO THE STONE」も同日より開催されます。
採石場に隣接する物流倉庫を改修した文化発信拠点
LOGISTICSは、国内で使用される石材の多くが海外産となり、各地の採石場や加工産業が減少傾向にあるなか、日本の石文化を見つめ直すために企画された施設です。石を自然資源や地域文化を伝える媒体として再認識し、建築家やデザイナー、地域住民、次世代へ継承していくことを目指しています。
施設が位置する笠間市稲田は白御影石の産地として知られ、背後には稼働中の採石場が広がっています。約180m2の空間を活用し、かつて使用されていた物流倉庫を改修して、石に関する情報や文化、記憶を未来へ伝える拠点として再生しました。


オープンに先立ち、2026年10月2日(金)と3日(土)の13:00~16:00には、関係者を対象とした内覧会が実施されます。14:00~15:00には企画展参加デザイナーが登壇するプレゼンテーショントークも予定されています。

空間デザインと石のアーカイブ機能


空間デザインは、武蔵野美術大学工芸工業デザイン専攻を卒業し、数多くの空間デザインを手掛けてきた飯島直樹氏が担当しました。既存倉庫の構造を活かしつつ、ホワイトキューブの開放性と日本的な空間感覚を融合させた構成となっています。
施設内は展示スペースとしてだけでなく、日本各地の石材を収集・保存・発信するアーカイブおよびライブラリーとしても機能します。来場者は石材サンプルや仕上げ見本を手に取って産地ごとの違いを体感できるほか、建築家やデザイナーに向けた素材との出会いの場も提供されます。

開館記念展「INTO THE STONE」の開催

2026年10月5日(月)からは、開館記念展「INTO THE STONE」が開催されます。参加デザイナーは、海老塚啓太、中森大樹、桝永絵理子の3人によるデザインチーム「AATISMO」、デザインコレクティブ「MULTISTANDARD」のメンバーである「DAIKI TADO」、デザイナーの長澤一樹が東京で設立したデザインスタジオ「SUPER RAT」の3組です。

各デザイナーは各地の採石場や加工現場を訪れて制作を行い、スツール、テーブル、照明、洗面ボウルなど、石の新たな可能性を探求した作品群が展示されます。キュレーターは飯島直樹氏が務めます。

施設および会社概要

松下産業株式会社は1939年創業の石材専門企業で、石材の調達から加工、販売、施工、メンテナンスまでを一貫して手掛けています。同社は採石場の麓という立地を活かし、展示、研究、出版、交流、デザインプロジェクトを通じて日本の石文化を国内外へ発信していくとしています。
施設概要
- 施設名:LOGISTICS
- 所在地:茨城県笠間市稲田3888-4
- オープン日:2026年10月5日(月)
- 用途:ギャラリー
- 面積:180m2
- 空間デザイン:飯島直樹デザイン室(IIJIMA DESIGN)
- 企画・運営:松下産業株式会社
会社概要
- 会社名:松下産業株式会社
- 所在地:東京都新宿区西新宿7-2-12
- 代表者:百田貴宏
- 設立:1939年11月
- URL:https://www.mts-kk.co.jp/
- 事業内容:石材の調達、製品加工、販売、施工、メンテナンス
本記事は松下産業株式会社の発表をもとに作成されています。
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