弥栄酒造、食用米を使った純米大吟醸「弥栄の酒 寿」にこまる仕込みを発売
愛知県愛西市の株式会社弥栄酒造は、食用米「にこまる」を精米歩合40%まで磨いた純米大吟醸「弥栄の酒 寿」にこまる仕込みの一般販売を、2026年9月8日より公式オンラインショップで開始しました。
同商品は2026年8月にオーストラリアで開催された日本酒コンクールで第2位を受賞しており、720mL入り1本11,000円(税込)で販売されています。


食用米「にこまる」を40%まで磨いた「食米大吟醸」
同商品は、食用米「にこまる」を100%使用し、玄米の重さの60%を削って残り40%まで磨いて醸造した純米大吟醸です。同社では食用米を原料とするこの取り組みを「食米大吟醸」と呼んでいます。


醸造を担当する渡辺秀幸杜氏は、にこまるが酒米の山田錦より硬く感じられたことから吸水時間を長めに設定したほか、麹造りでの温度上昇の傾向に合わせて設定を見直すなど、工程ごとに調整を重ねました。お米を思わせるふくよかな甘みと穏やかな香り、クリアな後味を特徴とし、料理に寄り添いながらゆっくり味わえる酒を目指して仕立てられています。


国際鑑評会で銀賞を受賞、催事での先行販売を経て一般販売へ


同商品は、2026年8月にオーストラリア・ケアンズで開催された「Cairns Sake Award 2026」において、第2位・シルバーメダルを受賞しました。審査には豪日協会メンバーや領事館関係者、長崎県議会議員、現地レストランオーナー、四つ星ホテルのマネージャーら計11名が参加し、同社への報告によると1位との得点差はわずか1点でした。
当初は非売品として試飲会等で紹介されていましたが、2026年9月2日から7日まで開催された大阪髙島屋「日本酒祭」で初めて店頭販売が行われ、6日間で36本を販売しました。今回のオンライン販売により、全国から購入が可能となっています。


一銘柄に集中し年間1万本を限定醸造
慶応元年(1865年)創業で161年の歴史を持つ弥栄酒造は、少人数で酒造りを行う蔵元です。人手と時間を一つの銘柄に集中させる方針をとっており、製造銘柄を「弥栄の酒 寿」のみに絞っています。
年間の製造本数は1万本と定められており、本年の内訳は山田錦仕込みが7,000本、にこまる仕込みが3,000本となっています。同じ蔵、同じ杜氏、同じ精米歩合40%の条件のもと、異なる原料米による酒造りを行っています。
商品概要
- 商品名:純米大吟醸「弥栄の酒 寿」にこまる仕込み
- 原料米:食用米「にこまる」100%
- 精米歩合:40%
- 内容量:720mL
- アルコール分:15度
- 一般販売開始日:2026年9月8日
- 一般販売価格:1本11,000円(税込)※クール便にてお届け
- 受賞:Cairns Sake Award 2026 シルバーメダル(第2位)
- 購入先:弥栄酒造 公式オンラインショップ(https://sake-kotobuki.com)
本記事は株式会社弥栄酒造の発表をもとに作成しました。
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