Blue Industries、日本癌学会で尿中エクソソームmiRNA解析の研究を発表
東京都墨田区に本社を置くBlue Industries株式会社は、2026年9月24日(木)から26日(土)に国立京都国際会館で開催された「第85回日本癌学会学術総会」において、尿中エクソソームmiRNA解析に関する研究発表を行いました。
本研究では、検体の保管から次世代シーケンサー(NGS)による解析までの標準化を図り、乳がん患者群と健常者群の尿中エクソソームmiRNAを比較しました。解析の結果、両群を見分ける特徴をもつmiRNAの組み合わせが示唆されたとしています。
研究発表の背景
がんの早期発見に向けて、体への負担が少ない検体を用いた検査技術への関心が高まっています。尿は非侵襲で繰り返し採取しやすい検体であり、そこに含まれるエクソソームなどの細胞外小胞のmiRNAは、バイオマーカー研究の対象として注目されています。
一方で、検体の保管条件や解析手順のばらつきが研究結果の再現性を左右する大きな課題となっており、同社はこの課題に着目して研究に取り組んでいます。

研究発表の概要と検証結果
発表タイトルは「Standardized -80℃ Biobanking and Uniform NGS Enable Reproducible Urinary Exosomal miRNA Analysis」で、同社所属の臨床検査技師である佐々木 海翔氏が発表を担当しました。
研究では、検体の保管条件を統一し、NGSによる解析までを同一の手順で行う体制を整備したうえで、施設間の違いに左右されにくいデータを得られるかを検討しました。別々の施設で採取し−80℃で保管した検体を、同社において同じ手順で解析したところ、採取した施設によるデータの明確な偏りは見られなかったとしています。
学会での意見交換と今後の展望
会場では、多くの研究者や医療関係者と研究の進め方や今後の展開について意見交換を行いました。発表者の佐々木氏は、今後もデータを丁寧に確認・検証し、品質管理を徹底しながら科学的根拠に基づいた研究開発を進め、社会に貢献できる製品づくりにつなげていきたい旨をコメントしています。
同社は、寄せられた意見を今後の研究に活かし、より多くの検体での検証や共同研究の推進に取り組む方針です。

開催概要と会社概要
第85回日本癌学会学術総会およびBlue Industries株式会社の概要は以下の通りです。
第85回日本癌学会学術総会
- 開催日:2026年9月24日(木)〜26日(土)
- 会場:国立京都国際会館
- 公式サイト:https://www.c-linkage.co.jp/jca2026/
Blue Industries株式会社
- 社名:Blue Industries株式会社
- 本社所在地:東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル14階
- 代表者:代表取締役 久慈 隆介
- 事業内容:自宅型がんリスク検査キットの製造・販売、マイクロRNA解析技術・AIを活用したがんリスク判定システムの開発
- URL:https://www.blueindustries.co.jp/
本記事はBlue Industries株式会社の発表をもとに作成しました。
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