パ・リーグ球団公式サイト等に不正アクセス メールアドレスなど流出
パ・リーグ6球団の共同出資会社であるパシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)が管理する球団公式サイトにおいて、外部からの不正アクセスによる個人情報流出が発生した。パ・リーグ5球団がメール配信に利用している外部サービス「アララメッセージ」からメールアドレスが流出したほか、千葉ロッテマリーンズの球団公式サイトの一部からもメールアドレスとニックネームが流出したことが判明している。
流出が確認されたのはメールアドレスと登録ニックネームのみで、氏名やクレジットカードなどの決済情報は含まれておらず、各球団ファンクラブ会員情報も対象外としている。現時点で流出情報の悪用による二次被害は確認されていない。
流出した情報と対象件数
メール配信サービス「アララメッセージ」からは、球団公式サイト有料会員向けメール配信サービスのアドレス13,711件が流出した。対象は球団が2026年7月1日(水)以降に対象サービスよりメールを配信したアドレスとなる。内訳は以下の通りで、アララ社のサービスを使用していないオリックス・バファローズは該当しない。
- 北海道日本ハムファイターズ(速報メルマガ):メールアドレス(3,575件)
- 東北楽天ゴールデンイーグルス(試合速報メルマガ):メールアドレス(1,165件)
- 埼玉西武ライオンズ(試合速報メルマガ):メールアドレス(2,693件)
- 千葉ロッテマリーンズ(試合速報メルマガ):メールアドレス(2,618件)
- 福岡ソフトバンクホークス(試合速報メール):メールアドレス(3,660件)
また、球団公式サイトからの流出として、千葉ロッテマリーンズの公式スマートフォンサイト有料会員登録者(退会者も含む)の情報が流出した。
- メールアドレス(11,875件)
- ご登録のニックネーム(37,070件)
不正アクセス発覚の経緯
アララメッセージに関する事案では、アララ株式会社より10 月28日(水)に不正アクセス発生の一報があり、当初はパ・リーグ6球団の顧客情報の漏えいは確認されていなかった。しかし、11月2日(月)にパ・リーグ球団の顧客メールアドレス流出の報告を受け、11月5日(木)に5球団の13,711件のアドレス流出が報告された。
千葉ロッテマリーンズの公式サイトに関する事案では、11月4日(水)に管理システム内で身に覚えのないページが確認された。PLMの調査により10月30日(金)に不正アクセスが行われ、ファイルがダウンロードされていたことが分かり、11月6日(金)にメールアドレス11,875件と登録ニックネーム37,070件の流出が判明した。
現在の対応と利用者への注意喚起
現在、パ・リーグ5球団はアララ社のメール配信サービスの利用を停止しており、安全性が確認されるまで再開しない方針だ。球団公式サイト側は緊急メンテナンスを実施して外部の専門調査機関と詳細調査や脆弱性対応を行っているが、復旧の目途は立っていない。両件とも関係当局への報告を行うとともに更なる調査を進めるとしている。
同社らは、不審なメールや心当たりのないメールを受信した場合、記載されたURLをクリックしたり添付ファイルのダウンロードや個人情報の入力をしたりしないよう注意を呼びかけている。
本記事はパシフィックリーグマーケティング株式会社の発表をもとに作成。
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