くらしサポート・ウィズ、2026年度上期の電話相談で859件受付
パルシステム連合会が正会員として活動する一般社団法人くらしサポート・ウィズは、2026年度上期の無料・匿名電話相談「くらしの相談ダイヤル」において、859件の相談を受け付けたと発表しました。相談者の立場に寄り添い、的確な情報提供や専門機関などへの連携を図り、一人ひとりの課題解決や不安の解消につなげたとしています。
相談者の世代構成と主な相談内容
受け付けた859件の電話相談は10代から90代までの幅広い世代から寄せられ、年代別では50代が36.4%を占め、60、70、40代がそれぞれ約15%となりました。相談者のうちパルシステムの利用者は約半数で、全国各地からの相談に対応しており、全体の約8割が女性でした。

相談内容を見ると、パルシステム利用者からは離婚問題を含む夫婦関係の相談が最も多く、次いで相続や人間関係などのキーワードが上位に入りました。一方、利用者以外からは住まいの確保や精神疾患、親族の問題などが多くなっています。生活保護や貧困、メンタルの課題を抱える人が居住支援団体につながるケースが多いことから、連携団体からの紹介などもあり、住まいの相談が突出する結果となりました。
専門資格を持つ相談員による対応と支援体制
電話相談事業は、くらしサポート・ウィズの前身組織である「生活サポート生活協同組合・東京」が2009年にパルシステム連合会の委託事業として開始しました。当時に課題となっていたリーマンショックによる多重債務者救済などの相談から始まり、離婚やドメスティックバイオレンス、職場のハラスメント、家族間の問題まで幅広い暮らしの課題に対応しています。
相談は平日の月曜から金曜日、10時から16時半まで実施されており、通話料の負担のみで誰でも利用可能です。社会福祉士や精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントなどの資格を持つ相談員が15分程度の通話の中で対応し、相談者の気持ちの整理に寄り添いながら必要な情報を提供します。介護の課題など適切な支援が必要な場合は、地域包括支援センターを紹介するなど専門機関にもつなげています。また、相談員同士で対応の共有や振り返りを行い、相談の質向上に努めています。
利用者向けの弁護士法律相談も実施
離婚や相続など弁護士への相談が必要な案件については、パルシステムの利用者限定で月1~2回開催される「法律相談」で対応しています。先着順の事前受け付け制となっており、こちらも通話料のみで相談を受け付けています。
団体の概要
「くらしの相談ダイヤル」および関連組織の概要は以下の通りです。
くらしの相談ダイヤル
- 電話番号: 03-6205-6720
- 対応時間: 月曜から金曜日(土日祝休み)10時から16時(1件約15分目安)
- 費用: 無料・通話料は自己負担
- 対象者: 全国誰でも
- 対応者: 社会福祉士、精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント
一般社団法人くらしサポート・ウィズ
- 所在地: 東京都新宿区大久保2-3-4 出光新宿ビル4階
- 理事長: 渡邊たかし
- HP: https://kurashidial.or.jp/
パルシステム生活協同組合連合会
- 所在地: 東京都新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿
- 理事長: 渋澤温之
- 会員・事業規模: 12会員・統一事業システム利用会員総事業高2,689.6億円/組合員総数177.0万人(2026年3月末現在)
- 会員生協: パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、あいコープみやぎ
- HP: https://www.pal-system.co.jp/
本記事は一般社団法人くらしサポート・ウィズおよびパルシステム連合会の発表をもとに作成しました。
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