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花王調査で各年代の8割以上にPMS症状 生理前の温めケアにギャップも

花王ホリスティックヘルスケアグループおよび花王ヒューマンヘルスケア研究所は、生理前の不調とその対策の実態に関する調査結果を公表しました。15~49歳の女性を対象とした調査では各年代の8割以上がPMS(月経前症候群)の症状を自覚している一方、不調への対処時期にはギャップがある実態が明らかになりました。また、花王ヒューマンヘルスケア研究所による生理前の温めケアに関する研究成果もあわせて示されています。

各年代の8割以上がPMS症状を実感

花王株式会社が首都30km圏に住む15~49歳の女性約1,000人を対象に実施した調査(※1)によると、「PMSの症状がある」と回答した割合は、15~19歳(10代)で80.2%、20代で89.9%、30代で89.0%、40代で83.8%となり、いずれの年代でも8割を超えました。

具体的な症状としては、身体面で「身体が重だるい」「生理痛・下腹部痛」「肌が荒れる」、精神面では「イライラする」「眠気がする」「食欲増加・食欲不振」など、多岐にわたる不調が挙げられています。

生理前と生理中での対処時期にギャップ

花王ヒューマンヘルスケア研究所が軽度の月経随伴症状を自覚する20~49歳の女性17人を対象に行った調査(※2)では、PMSの症状として「下腹部痛」と「イライラ」が最も多く、次いで「腰痛」が挙げられました。生理中の症状でも「下腹部痛」が最多で、次いで「眠気」「腰痛」となり、生理中だけでなく生理前から下腹部痛などの症状が現れていることが示されています。

しかし、下腹部痛への対処実態をみると、生理開始の3~10日前から、もしくは生理中に鎮痛剤を常用していた人は17人中2人にとどまり、15人は常用していませんでした。常用していない人の中には、痛みがひどくなってから頓服する人も見られました。また、温めるケアについては生理中に行っていた人が17人中13人に上った一方、生理前に行っていた人は0人でした。同調査の対象者においては、生理前にも身体的・精神的な不調があるものの、温めるケアは生理中に限定されている実態が示されています。

生理前からの下腹部温めケアに関する研究成果

花王ヒューマンヘルスケア研究所は、下腹部への温めケアと月経随伴症状との関係について研究を進めています。同研究所の研究によると、生理前から下腹部を温めることを継続した条件では、1日だけ温めた場合と比較して生理痛や生理中の他の症状が緩和したほか、下腹部を温めない場合と比べてPMSの症状も緩和したとしています。なお、本研究内容は2026年11月28日・29日に軽井沢で開催される第41回日本女性医学学会学術集会で発表される予定です。

花王ヒューマンヘルスケア研究所は、生理中に症状が現れてから対処するだけでなく、生理前から体調の変化を把握して自分に合った方法でケアすることも、生理と付き合う選択肢のひとつとして紹介しています。

調査概要

  • 調査※1(花王株式会社実施)
  • 対象:15~49歳の女性約1,000人(設問により952人、967人)、首都30km圏
  • 手法:WEB法
  • 実施期間:2025年10月~11月
  • 調査※2(花王ヒューマンヘルスケア研究所実施)
  • 対象:軽度の月経随伴症状を自覚する20~49歳の女性17人
  • 手法:WEB法
  • 実施期間:2026年1月
  • 軽度の定義:PMSの症状の強さを「生活には差し障りがないが、薬等を服用するくらい感じる」または「普段と違う感じはするが、薬等を服用しなくても生活できるくらい弱く感じる」、もしくは生理中の症状の強さを「仕事・学校を休みはしないが、生活に差し障りがあるくらい強く感じる」「生活には差し障りがないが、薬等を服用するくらい感じる」「普段と違う感じはするが、薬等を服用しなくても生活できるくらい弱く感じる」とした者

本記事は花王株式会社の発表をもとに作成されています。

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