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ビブリオリンク、出版社と書店をつなぐレビュー基盤を26年12月16日開始へ

株式会社ビブリオリンクは、出版社・書店員・書店をつなぐレビュー・プラットフォーム「ビブリオリンク(bibliolink)」を、2026年12月16日にリリースします。正式サービス開始に先立ち、2026年11月10日から書店員の登録受付を開始します。

日本出版インフラセンター(JPO)書店マスタ管理センターの公表情報によると、2026年10月20日時点の登録書店店舗数は9,859店となり、前年の同時期(10,167店)から308店、約3%減少しています。また、年度末の集計では2016年3月末の14,468店から2026年3月末の9,993店へ、10年間で4,475店、約31%減少しました。全国で書店の減少が続くなか、同サービスは書店員と加盟書店への還元を通じて書店が事業を続けられる環境を支え、減少に歯止めをかける仕組みづくりを進めるとしています。

ビブリオリンクは、出版社が登録した発売前のプルーフ(ゲラ等)や既刊本を書店員が読み、レビューを投稿するウェブサービスです。刊行前の作品だけでなく、文庫化作品や既刊本の再訴求にも利用できます。

出版社は、作品情報やプルーフデータ(PDF)、募集条件などを登録します。新刊は原則として刊行予定日の45日以上前に登録し、既刊本は企画ごとに募集期間などを設定します。掲載期間は最大90日間で、レビュー投稿締切後も30日間は閲覧のみ可能です。書店員の参加は任意で、レビューの投稿や肯定的な評価を義務付けるものではなく、投稿後は原則として直ちに一般公開されます。

出版社はレビューの全文や抜粋を帯、POP、チラシ、公式ウェブサイト・SNSなどに販促として利用でき、書店側も仕入れやPOPなどの店頭販促に活用できます。さらに、所定の条件を満たすレビューを投稿した書店員とその所属加盟書店に対し、ビブリオリンクが自己の名義と責任で協力金を支給します。計算基準は書店員向け40%、所属書店向け20%を基本に対象レビュー件数などに応じて算定され、書店員本人へは図書カード(ネットギフト)で直接支給されます。勤務先の規定等に応じて協力金を受け取らずに参加することも可能です。

なお、応募者数、レビュー投稿数、評価内容、発注・販売成果を保証するサービスではないとしています。

加盟書店の条件と出版社向け無料キャンペーン

加盟書店の登録料および利用料は無料です。運営本部に原則1つの管理アカウントが発行され、対象店舗の公開レビューや協力金等の算定明細を確認できます。加盟対象は、常設の実店舗で新刊書籍の販売を主たる事業として継続し、作品の評価を仕入れや追加発注、店頭展開等に活かせる体制を有する書店としています。書店員の登録対象は、新刊書店に勤務する18歳以上の方です。

また、サービス開始に合わせて2026年12月16日から2027年2月15日まで、出版社向け無料キャンペーンが実施される予定です。所定の覚書を締結して期間内に利用契約が成立した出版社は初回登録料が免除され、月額利用料は2027年1月分以前が免除されます。通常3万円(税抜)のプルーフ本登録料プランは、出版社1社につき暦月ごとに1作品、期間中最大3作品まで(全参加出版社合計50作品上限)無料となります。無料プルーフ登録の適用には事前のメール申請と承認が必要です。

2027年2月16日午前0時時点で契約が継続している場合、2月分から月額利用料(資本金1億円未満は5,000円、1億円以上は10,000円、いずれも税抜・日割り計算なし)が発生します。

サービスの概要および運営会社の情報は以下の通りです。

  • サービス名:ビブリオリンク(bibliolink)
  • 書店員登録開始日:2026年11月10日
  • 正式サービス開始予定日:2026年12月16日
  • 提供形態:ウェブサービス
  • 公式サイト:https://www.bibliolink.net/
  • 会社名:株式会社ビブリオリンク
  • 代表者:代表取締役社長 石川智健
  • 所在地:東京都中央区日本橋馬喰町1丁目10番12号6F
  • 事業内容:書店員レビュー・書評プラットフォーム「ビブリオリンク」の企画・開発・運営、出版・書店支援事業

本記事は株式会社ビブリオリンクの発表、ならびにJPO書店マスタ管理センター「登録軒数表」(2026年10月21日公表)・「年度別 書店数推移」、出版科学研究所「リアル書店の話題」(2026年4月23日)の公表情報をもとに作成しました。

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