原田マハの文庫2作が限定ゴッホカバーで展開中 累計25万部突破の作品も
作家デビュー20周年を迎えた原田マハ氏の文庫作品『星がひとつほしいとの祈り』が、限定ゴッホカバーVer.の展開などを経て累計25万部を突破した。実業之日本社文庫から刊行されている本作に加え、9月からは『総理の夫 First Gentleman 新版』もゴッホカバーVer.で全国展開されている。
反響を受けて実施されたインタビューで、原田氏はそれぞれの表紙に選んだゴッホ作品への思いや、装画についての見解を述べている。
装画に選ばれた2つのゴッホ作品とその意図
作家デビュー20周年の特別カバー版として発売された『星がひとつほしいとの祈り』には、ゴッホの「星降る夜、アルル」が採用された。原田氏はこの選定について、孤独だったアルルの生活のなかで星の輝きに励まされたゴッホの心情が特に表れているように思われたためと説明している。
一方、9月に全国の書店で展開が始まった『総理の夫 First Gentleman 新版』の特別カバーには、「詩人の庭」が選ばれた。政局に絡めた物語でありつつも夫婦愛を描いた作品であることから、相応しい美しさと優しさのある作品を探すなかで、森をそぞろ歩くカップルが主人公の凛子と夫の日和に見えてきたことが決め手になったという。
原田氏は装画について、「ゴッホ作品を表紙の装画に用いることによって、文学の世界への新たな扉が開く感じがします」と述べている。
展開中の文庫2作品の概要
限定カバーが展開されている2作品の内容は以下の通り。

『星がひとつほしいとの祈り』は、20代から50代までの女性たちの姿を見つめた7つの物語を収録した連作集。出張帰りの温泉宿で盲目の老女から悲恋を聞く表題作や、不登校の中学生の娘と佐渡島を訪れる母親を描いた「斉唱」などが収められている。
『総理の夫 First Gentleman 新版』は、42歳で第111代総理大臣に選出された相馬凛子と、鳥類学者として妻をファースト・ジェントルマンの立場から支える夫・日和の奮闘を日記形式などで綴った政界エンターテインメント小説である。
書籍情報
- 書名:『星がひとつほしいとの祈り』
- 刊行日:2013年10月04日
- 定価:891円(税込)
- 体裁:文庫判
- 頁数:304頁
- ISBN:978-4-408-55145-6
- 書籍詳細サイト:https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-55145-6/
- 書名:『総理の夫 First Gentleman 新版』
- 刊行日:2020年10月29日
- 定価:1,012円(税込)
- 体裁:文庫判
- 頁数:464頁
- ISBN:978-4-408-55628-4
- 書籍詳細サイト:https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-55628-4/
インタビュー全文は実業之日本社のウェブサイト(https://www.j-n.co.jp/columns/785/)で公開されている。

本記事は株式会社実業之日本社の発表をもとに作成しています。
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