台湾Advantech、2027年1日付でMiller Chang氏がCEO就任へ
台湾のAdvantech Co., Ltdは、経営陣の継承計画を発表しました。2027年1月1日付で、創業者でChairman兼CEOを務めるK.C. Liu氏がChairman専任となり、現エンベデッドIoTビジネスグループPresidentのMiller Chang氏が新CEOに就任する予定です。本発表は、アドバンテック株式会社(東京都台東区、社長 横見 光)を通じて2026年11月5日付けの計画として公表されました。
今回の体制変更は、次世代の成長に向けて専門経営体制を強化することを目的としています。同社はChairmanとCEOの役割を明確化するとともに、グローバルな事業運営と組織横断的な連携を強化し、持続的な成長と企業価値の向上を目指すとしています。
創業者のK.C. Liu氏はChairman専任に
1983年に29歳でアドバンテックの共同創業に携わって以来、42年間にわたり会社の発展に取り組んできたK.C. Liu氏は、事業モデルや後継経営陣の体制がおおむね成熟したと説明しています。CEO職の引き継ぎについて「持続的な発展に向けた自然かつ必要な一歩」と言及し、継承後もChairmanとしてコーポレートガバナンス、長期成長戦略、新規事業への投資に注力しながら新たな経営陣を支えていく方針を示しています。
新CEOによる成長方針と注力分野

2007年に入社したMiller Chang氏は、エンベデッドIoTビジネスグループを率いてエッジコンピューティングやエッジAI分野の成長を牽引してきた経歴を持ちます。CEO就任後は、ビジネスグループ間の連携強化や経営資源の統合を進め、「Edge Computing & AI-Powered WISE Solutions」の事業化と市場展開を加速させる計画です。
同氏は、コンピューティングプラットフォーム、ソフトウェアサービス、業界の専門知識、グローバルなサービス提供能力の統合が重要になると指摘しています。世界各地の販売チャネル資源などを結集し、各業界におけるエッジAI、AIエージェント、フィジカルAIの大規模な導入を加速させるほか、新分野の開拓を通じて事業規模や売上高、収益性を高めていく方針を示しています。
役割分担の明確化とグローバル経営体制
新体制では役職ごとの役割がより明確に分担されます。Chairmanがコーポレートガバナンスや長期成長戦略、新規事業投資を担う一方、CEOはCOOおよびCFOとともにグループ全体の事業運営、資源配分、事業統合、年度経営目標の達成を統括します。
さらに、WWBO(Worldwide Business Operations)体制を通じてビジネスグループ間および各地域組織の連携を強め、意思決定の迅速化と実行力の向上を図ることで、長期成長戦略と事業執行を両立するグローバル経営体制を強化していく方針です。
企業概要と問い合わせ先
Advantech Co., Ltd(www.advantech.com)は1983年に台湾でアドバンテック(研華股份有限公司)として創設され、産業用コンピューティングプラットフォームを提供しています。現在、3,000を超える様々なIoT機器を展開し、世界26か国95都市に拠点を構える産業用パソコン市場の世界シェアNo.1(出展:OMDIA-Market Share estimates for Industrial PCs: World, 2025 Edition)メーカーです。
アドバンテック株式会社の問い合わせ窓口は以下の通りです。
- 窓口:アドバンテック株式会社 コーポレートマーケティング部
- e-mail:ajp_callcenter@advantech.co.jp
- TEL:03-6802-1021
- サイト:https://www.advantech.co.jp/
本記事はアドバンテック株式会社の発表をもとに作成しました。
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