キリンのホームタップ採用泡生成技術が令和8年度関東地方発明表彰で発明奨励賞を受賞
キリンホールディングス株式会社のパッケージイノベーション研究所が開発した泡生成技術に関する発明が、公益社団法人発明協会主催の令和8年度関東地方発明表彰において発明奨励賞を受賞しました。
受賞対象となったのは、会員制生ビールサービス「キリン ホームタップ」に採用されている「飲料泡注出装置及びこれを用いた飲料サーバ」に関する発明です。家庭で本格的な生ビール体験を実現するため、泡の品質と手入れのしやすさを両立した技術が高く評価されました。
課題を解決した独自の泡生成技術
従来の家庭用ビールサーバーにおいては、本格的な生ビールらしいきめ細かな泡の実現と、日常的な手入れのしやすさを両立させることが課題とされていました。
今回受賞した発明では、ビールが流れるチューブを外側から押して流路を狭める構造を採用しています。さらに部材の配置を工夫してチューブの変形を適切に制御することにより、クリーミーで安定した泡の生成と高い洗浄性の両立を可能にしました。

会員制生ビールサービス「キリン ホームタップ」への採用
この技術は、キリンビール株式会社が展開する「キリン ホームタップ」に採用されています。
同サービスは、ビールの魅力化や市場の活性化に向け、新たなビール飲用体験の提供を目指して2021年3月より本格始動した会員制生ビールサービスです。クラフトブルワリーとの共創プロジェクトを通じて多様なビール体験の創出にも取り組んでおり、新たなビール文化の広がりに貢献していく方針です。
地方発明表彰と受賞概要
地方発明表彰は、各地方における発明の奨励育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的に大正10年に開始された顕彰事業です。全国を8地方に分け、優秀な発明や考案、意匠を完成させた関係者らの功績をたたえています。
今回の受賞内容は以下の通りです。
- 発明の名称:飲料泡注出装置及びこれを用いた飲料サーバ
- 特許番号:特許第6578059号
- 受賞者:平石和弘(キリンホールディングス株式会社 パッケージイノベーション研究所)、池庭愛(キリンホールディングス株式会社 CSV戦略部)、平山賢一(元キリン株式会社パッケージング技術研究所)
※対象発明の出願時点では、キリン株式会社パッケージング技術研究所に所属


本記事はキリンホールディングス株式会社の発表をもとに作成しました。
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