セトラスホールディングスと坂出市が災害時施設利用協定 レストハウスを避難所提供
香川県高松市に本社を置くセトラスホールディングス株式会社(代表取締役社長:木下 幸治)は、2026年9月11日、香川県坂出市(市長:有福 哲二)と「災害時における施設の利用に関する協定」を締結しました。本協定に基づき、地震や津波、地盤の液状化といった災害の発生時には、坂出市からの要請に応じて同社所有のレストハウスが周辺住民の予備的避難所として一時的に提供されます。
協定の概要と対象施設
今回の協定は、災害発生時に坂出市からの要請を受け、セトラスホールディングス株式会社が協力可能と判断した場合に、対象施設を無償で提供するものです。提供期間は、避難情報や被害状況などを踏まえて坂出市と同社が協議の上で決定します。

対象となる施設の概要は以下の通りです。
- 協定名称:災害時における施設の利用に関する協定
- 対象施設:セトラスホールディングス株式会社 レストハウス(協定書上の名称:レストハウス棟)
- 所在地:香川県坂出市林田町4265番地39
- 用途:災害時における周辺住民の予備的避難所としての一時利用
- 収容人数:85人
- 延床面積:約300㎡
- 構造:鉄骨造2階建て
- 施設使用料:無償
レストハウスは、同社の坂出拠点において食堂や休憩スペースとして整備された施設です。平時は食や交流、学びの場として機能し、有事には地域の安全を支える場として活用される計画です。

災害時の避難所運用と防災備品
災害時には、坂出市から提供される避難所運営に必要な防災備品を活用して予備的避難所として運用されます。坂出市が準備・搬入する主な物品は以下の通りです。
- 食料・飲料水
- パーテーション・簡易ベッド
- その他、状況に応じて必要となる避難所運営物資
また、協定に基づき、レストハウスの空調設備およびトイレは坂出市の責任において使用されます。なお、実際に利用可能な設備や備品、運用内容は、災害の種類や規模、施設の被害状況、安全確認の結果などにより異なるとしています。
太陽光発電と蓄電池によるBCP機能の整備
セトラスホールディングス株式会社の研究開発拠点であるイノベーションセンターおよびレストハウスでは、使用電力を再生可能エネルギーで賄うことを目指し、太陽光発電・蓄電池システムが導入されています。
同システムは再生可能エネルギー比率60%で設計されており、業界でも最高水準の再生可能エネルギー活用施設となります。平時の環境負荷低減に加え、停電などによる電源喪失時には蓄電池を非常用電源として活用し、一定期間の施設機能維持を可能とする計画です。ただし、停電時に供給可能な電力の範囲や時間は、災害時の設備状況や安全確認の結果などにより異なります。
協定締結式と今後の取り組み

2026年9月11日には、坂出市役所 本庁舎 本館3階応接室にて協定締結式が行われ、坂出市長の有福 哲二氏とセトラスホールディングス株式会社 代表取締役社長の木下 幸治氏が出席しました。その後、セトラスホールディングス株式会社 レストハウスにて協定書の披露や施設見学、記念撮影が実施されました。

今後は坂出市と連携し、緊急時の連絡体制や避難者受け入れ、防災備品の搬入といった運用体制の確認が進められます。同社は、研究開発拠点における再生可能エネルギーの活用や蓄電池システムの導入、災害時の電力確保に向けたBCP機能の整備を推進し、事業継続性の向上と地域社会への貢献の両立を目指すとしています。
本記事はセトラスホールディングス株式会社の発表をもとに作成されています。
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