カミナシが設備保全システムでAIエージェント機能先行提供へ 50社限定で募集
株式会社カミナシは、設備保全システム『カミナシ 設備保全』において、蓄積された保全データをAIが分析し、予防保全が必要な設備の洗い出しから保全予定の登録までを支援する「AIエージェント機能」の先行提供を開始します。2027年1月の正式リリースに先駆け、現場の実運用に即した検証を深めるため、限定50社を対象に「先行無償トライアル」の参加企業の募集を本日より開始しました。
背景と新機能の概要
製造現場では設備の自動化により管理対象の設備台数が増加する一方、人口減少などを背景に設備保全担当者の増員や維持が難しい状況にあります。保全担当者が記録業務やデータ集計に追われ、設備そのものと向き合う時間を確保しにくくなっている課題を解決するため、本機能が開発されました。
新機能では、『カミナシ 設備保全』に蓄積された作業記録、異常報告、設備情報、予備品、保全予定などのデータをもとに、現場担当者の問いかけや作業のコンテキストに応じて、AIが自律的に適切なナレッジや保全手順を提示します。
- データの集計・可視化:「先月、停止が多かった設備は?」などの問いかけに応じて関連データを集計し、グラフ化や要約を実施
- 予防保全の予定追加:予防保全を実施すべきと判断された設備に対し、AIが先回りして保全予定を追加
一般的なAIエージェントとは異なり、本機能はあらかじめ型の決まったデータを活用します。作業記録や異常報告などのデータの型をAIが活用しやすいように定義して入力・蓄積することで、AIが質問の意図を正確に読み取り、データの解釈や次に取るべき対応の示唆まで提示できる設計となっています。現場の業務を止めない迅速な応答性にも配慮されています。
プロダクトマネージャーの右田 涼氏は、AIの導入自体を目的とせず課題解決を最優先に据えたとし、「ベテランの経験だけに頼らず、誰もが貯めたデータから傾向や示唆を引き出せるようにしたもの」と述べています。
先行無償トライアルの実施概要
先行無償トライアルの募集内容は以下の通りです。正式リリース後はオプションプランとして提供される予定で、料金は未定となっています。
- 対象:『カミナシ 設備保全』ご利用中の企業様、および導入をご検討中の企業様
- 募集社数:50社(お申し込み多数の場合は利用状況等をもとに選考する場合あり)
- 提供期間:3ヶ月(予定)
- 申込期限:2026年12月31日(木)
- 申込方法:利用中の企業は担当カスタマーサクセスへ連絡、検討中の企業は専用フォーム(https://kaminashi.jp/contact/new)より相談
今後の展望と会社概要
今後は、過去のトラブル履歴や取扱説明書の情報をもとにした類似故障の検索、最適な保全・部品交換タイミングの提案、『カミナシ教育』と連携した保全ナレッジの自動構造化などの機能拡充が予定されています。
東京都千代田区に本社を置き、諸岡 裕人が代表取締役 執行役員 CEOを務める株式会社カミナシの概要は以下の通りです。

- 会社名:株式会社カミナシ
- 所在地:東京都千代田区神田鍛冶町3-7 神田カドウチビル3F
- 代表者:代表取締役 執行役員 CEO 諸岡 裕人
- 設立:2016年12月
- 事業内容:現場オペレーションHub『カミナシ』シリーズの開発および提供
- URL:https://corp.kaminashi.jp
本記事は株式会社カミナシの発表をもとに作成されています。

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