板橋区が国史跡陸軍板橋火薬製造所跡を令和8年11月22日に特別公開へ
板橋区は、日本初の官営火薬工場として設立された国史跡「陸軍板橋火薬製造所跡」を、令和8年11月22日に特別公開します。



現地ではワークショップや展覧会、学芸員の解説ツアーなど多彩なプログラムが実施される予定です。近代化遺産を保存活用した都内初となる史跡公園「板橋区史跡公園(仮称)」の令和11年度オープンに向けた機運醸成などを目的としています。
近代化遺産全国一斉公開の一環として開催
今回の一般公開は、「全国近代化遺産活用連絡協議会」と文化庁が実施している「近代化遺産全国一斉公開」の一環として行われます。過去3回の公開では平均1,000人が見学に訪れました。

今年度は歴史的な空間を活かしたラーニングプログラムや展示に加え、新たに板谷公園を第二会場とした地域活性化イベントも展開されます。
多彩な展示や体験プログラムを実施
当日は旧野口研究所や旧理化学研究所、板谷公園を会場に、以下のようなプログラムが予定されています。
- 女子美術大学 連携プログラム 声の主を見破れ!【※事前申込制】(10:30開始、14:00開始/旧野口研究所 燃焼実験室 2階)
- 小さな展覧会 点と点と展 切られたり離されたりしているものたちを【常設】(旧野口研究所 燃焼実験室 2階)
- リサーチプログラム 加賀の(昨日より)古い写真、探しています。【常設】(旧理化学研究所 物理試験室 9号室)
- ミニワークショップ ハウツー デジタルミュージアム(12:00-13:00/旧理化学研究所 物理試験室 9号室)
- ラーニングプログラム 学芸員の解説ツアー(13:00-13:30/旧野口研究所内の遺構や建物)
- 連携プログラム ITABASHI 縁日 PARK(11:00-16:00/板谷公園)
陸軍板橋火薬製造所跡の歴史
明治9年(1876)、加賀藩下屋敷平尾邸の跡地に、陸軍省が国内初の官営火薬工場として板橋火薬製造所を建設しました。終戦まで約70年間にわたり火薬の生産や研究における中心的な役割を担い、敷地は50万平方メートルに拡大しました。
戦後に火薬製造所が閉鎖された後は民間企業の工場や学校、理化学研究所や野口研究所などが入居しました。歴史的建造物や遺構が残っていた加賀公園、旧野口研究所、旧理化学研究所の敷地は、平成29年(2017)に国史跡に指定されています。



- 日時:令和8年11月22日(日) 午前10時から午後4時まで(最終入場は30分前まで)
- 場所:東京都板橋区加賀一丁目7番(旧理化学研究所)、8番(旧野口研究所)
- 参加方法:申込不要(一部のプログラムは事前申込制)
- 備考:雨天中止(中止の場合は事前にホームページやSNSでお知らせ)
- アクセス:都営三田線「新板橋」駅徒歩10分、「板橋区役所前」駅徒歩15分、JR埼京線「十条」駅徒歩15分、「板橋」駅徒歩15分、東武東上線「下板橋」駅徒歩15分、国際興業バス「植村記念加賀スポーツセンター」停留所徒歩5分
- 問い合わせ先:板橋区教育委員会事務局史跡公園担当課(03-3579-2664)
本記事は板橋区の発表をもとに作成しました。
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