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NPO法人アラジ、シエラレオネのケネマで教育・生活自立プログラムを開始

神奈川県川崎市に拠点を置く特定非営利活動法人Alazi Dream Project(NPO法人アラジ)は、株式会社インベスコアジャパンの寄付と支援を受け、西アフリカのシエラレオネ共和国ケネマで教育・生活自立プログラムを2026年11月より本格的に開始した。地域の子どもたちと若き母親たちを支援する包括的な事業として展開される。

現地が直面する教育と貧困の課題

シエラレオネ共和国ケネマは、長引く貧困や過酷なインフラ環境により、子どもたちの教育機会が制限されている地域の一つとなっている。ケネマの都市部から離れたウィラー村は、かつて地域に小学校が1校もなく、約100名の子どもたちが未就学のまま取り残された地域であった。特定非営利活動法人Alazi Dream Projectは寄付金をもとに2024年にウィラー小学校を開校したが、公的な給食支援がなく、空腹による集中力低下や通学離脱、電気や水道のない環境による有資格教員の不足といった課題を抱えていた。

また、現地では思春期の予期せぬ妊娠や性暴力、それに伴う退学が続いており、孤立した10代の母親たちが路上での物売りなどに追われ、自力で復学することが極めて困難な状況に置かれていた。

2026年10月からの準備を経て、2026年11月よりウィラー小学校において複数の支援が本格始動した。児童113名への毎日の給食提供に向けて大鍋や皿などの備品やボランティア調理員の準備を整え、給食の提供を開始した。

あわせて、ボランティア教員2名に対する給与手当の支給を開始したほか、チョークや出席簿などの消耗品・備品の充実や校舎の維持管理を実施した。さらに、教育の質を持続的に向上させるため、教員2名が公認の教員免許を取得するための学費や宿泊施設、生活支援の準備を進めている。

10代シングルマザーの復学と生活自立支援

もう一つの柱として、10代シングルマザーへの復学支援プログラムも実施されている。2026年11月より、妊娠や貧困によって就学を断念していた新規22名の少女と新たに支援契約を結び、教育現場への復帰を進める。

本支援では、最寄りの携帯ショップ等で現金化できる電子マネー給付(初月支給および毎月の継続給付)を採用している。制服代や学用品費、子どもの養育費を直接届けることで、差別や偏見に晒されることなく自立して学び直せる環境の確保を図る。

現地拠点への防犯対策とロゴパネル掲示

支援に伴い、現地法人(JaSiLe Foundation)およびウィラー小学校の校舎壁面には、株式会社インベスコアジャパンのアクリル製ロゴパネルが掲示された。これは相次ぐ泥棒被害等から現地拠点や子どもたちの資材を守る防犯ドアの強化など、緊急セキュリティ対策の一環として設置された。

代表理事の下里夢美は「支援がいつか終わる日を目指し、地域に根ざした自立支援をこれからも愚直に推進してまいります」としている。

特定非営利活動法人Alazi Dream Projectの概要

  • 所在地:〒211-0004 神奈川県川崎市中原区新丸子東2丁目898 シャトレー多摩川205
  • 代表者:代表理事 下里夢美
  • 設立:2017年7月7日(NPO法人化)
  • 公式HP:https://alazi.org

本記事は特定非営利活動法人Alazi Dream Projectの発表をもとに作成されています。

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