電算、日本エクサシステムの全株式を取得し子会社化
株式会社電算は、2026年9月7日付で日本エクサシステム株式会社の全株式を取得し、子会社化した。製造業向けシステムを中心とした開発リソースの拡充と技術力の融合により、産業分野における事業基盤の強化を図る。
株式取得の背景と目的
株式会社電算は、地方公共団体や民間企業、医療福祉機関向けのシステムパッケージ提供および受託開発、営業、保守などを主たる事業として展開している。同社は次なる成長に向け、製造業が集積する地域特性を活かして産業分野を事業の柱として強化するため、製造業向けシステムを中心としたエンジニアの確保などリソースの拡充が必要であると認識していた。
一方の日本エクサシステム株式会社は、製造流通、商社、医薬品などの多様な業種において大手SIerのパートナーとして開発を担ってきた。特に製造業向けの基幹業務(ERP/SCM)パッケージシステム「mcframe」の導入や構築に関して専門的な知見を有している。株式会社電算は、同社の技術力と同社の営業基盤を融合させ、システム開発から保守まで一貫したサービスを提供することでグループ全体の成長を目指すとしている。
株式取得の日程と概要
日本エクサシステム株式会社の個人株主2名から100%の株式を取得した。株式会社電算と当該株主との間に資本関係、人的関係、取引関係はない。
株式取得に関する日程は以下の通り。
- 取締役会決議日:2026年8月19日
- 契約締結日:2026年8月20日
- 株式取得実行日:2026年9月7日
想定されるシナジーと今後の見通し
今回の株式取得により、両社の知見や顧客基盤を活用した産業分野における事業領域の拡大を見込む。また、グループ内の開発リソースを拡充することで「mcframe」関連案件への対応力を高め、これまでリソース不足により対応できなかった案件への参画を進める。さらに、従来外注していた開発工数をグループ内で連携して対応することで、サービス提供力の向上とともに利益率の改善を図る方針だ。
株式会社電算は、「2026年度~2028年度中期経営計画」(2026年5月15日発表)の重点施策に基づき、アライアンスによる事業領域の拡大と成長加速に取り組んでいる。なお、本件が2027年3月期の業績に与える影響は軽微であるとしている。
両社の概要
日本エクサシステム株式会社
- 会社名:日本エクサシステム株式会社
- 所在地:東京都墨田区江東橋二丁目14番7号
- 代表者:代表取締役社長 佐々木 正博
- 設立:1990年7月9日
- URL:https://www.j-exa.co.jp/
株式会社電算
- 会社名:株式会社電算
- 所在地:長野県長野市鶴賀七瀬中町276番地6
- 代表者:代表取締役社長 轟 一太
- 設立:1966年3月
- URL:https://www.ndensan.co.jp/
本記事は株式会社電算の発表をもとに作成。
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