北國銀行のオフィスビルHirooka Terraceが2026年度グッドデザイン賞を受賞
米谷 治彦氏が代表取締役社長を務める株式会社北國銀行のテナントオフィスビル「Hirooka Terrace」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2026年度グッドデザイン賞を受賞した。同ビルは2025年7月に竣工した施設で、北陸の気候特性を取り入れた半屋外の共用空間や、建物を地域に開くデザインが高く評価された。同行は今後も地域の資源や魅力を活かした施設づくりを通じ、持続可能な地域社会の発展に貢献するとしている。
人と企業が自然につながる空間構成
Hirooka Terraceは、「人と人、人と企業、企業と企業が自然につながる場」の創出を目指して整備されたテナントオフィスビルである。隣接する北國銀行本店ビルとブリッジで接続して両棟の機能を共有することで、建物単体にとどまらない一体的な利用を可能にした。建物内外に設けた共用部を通じて日常のなかで自然な会話や交流を促し、多様な働き方や企業間の協創につながる環境を目指している。
13階には金沢の街並みを望むスカイラウンジとカンファレンスルームを配置し、会議やイベント、入居者同士の交流など多様な用途に対応する。さらに、全テナントが利用できるテラスやラウンジを階段や吹き抜けによって立体的につなぐことで、フロアを越えて利用者が自然に行き交う空間を構成した。
気候特性を取り入れた環境計画と審査委員の評価
空間・環境計画においては、共用部の多くを半屋外空間とし、温熱・風環境シミュレーションをもとにジャロジー窓やルーバーを配置している。




グッドデザイン賞の審査委員は評価コメントにおいて、共用部の多くが半屋外である点を特筆すべき特徴として挙げ、「北陸においても、外皮性能を高めて外からの負荷に対して固く閉じるのではなく、地域の気候特性を積極的に取り入れるあり方は、新しい環境配慮型建築の可能性を示している」と評価した。また、半屋外空間が高層ビルのファサードを開き、地域の営みを支える銀行として新たなまちの表情をつくることにも寄与していると指摘している。
Hirooka Terraceの施設概要
施設の概要は以下の通り。
- 所在地:石川県金沢市広岡2丁目12番24号
- 用途:テナントオフィスビル
- 施主:株式会社北國銀行
- 設計者:株式会社三菱地所設計
- 施工者:清水建設株式会社
- 竣工年:2025年7月
- 主な共用施設:テラス、ラウンジ、13階スカイラウンジ、カンファレンスルーム
本記事は株式会社北國銀行の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



