シェルターが木材利用推進コンクールの国産材利用推進部門で農林水産大臣賞を受賞
株式会社シェルターは、木材利用推進中央協議会が主催する「令和8年度 木材利用推進コンクール」において、「国産材利用推進部門」の最高賞である「農林水産大臣賞」を受賞しました。表彰式は、令和8年10月23日(金)に木材会館(東京都江東区新木場1-18-8)で開催された「木材利用推進全国会議」の中で執り行われました。同社による木造建築の技術革新への貢献や、地域材サプライチェーンの構築といった取り組みが高く評価されました。
木造技術の革新とサプライチェーン構築を評価
木材利用推進コンクール公式サイトによると、株式会社シェルターは日本初となる接合金物工法の開発や、木質耐火部材による3時間耐火認定の取得など、中大規模木造建築のパイオニアとして木造建築の技術革新に大きく貢献しているとされています。都心における木造中高層ホテルや木造商業施設の建築をはじめ、国産材を使用した木質耐火部材による木造耐火建築物の普及など先駆的な取り組みに意欲的である点も挙げられています。
さらに、創業からの50年間で構築した森林組合、木材加工業者、プレカット工場等の関係企業とのネットワークを活かし、全国各地で国産材(地域産材)利用のトータルコーディネーターとして、設計者や施工業者と協業しながら地域材サプライチェーンの構築にも貢献していることが評価につながりました。
受賞の背景にある独自技術

評価対象となった技術には、木造建築の耐震・耐久性能を高める技術や耐火部材の開発が含まれています。

- 接合金物工法「KES(ケス)構法」
木造建築における日本初の接合金物工法です。オリジナルの金物を使用して柱や梁の接合部を緊結することで、耐震・耐久性能を飛躍的に高めています。建方に特殊技術を必要とせず、施工性が高い点も特徴で、2010年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞 技術部門を受賞しています。
- 木質耐火部材「COOL WOOD(クールウッド)」
燃え止まり層に石こうボードを用いた耐火部材です。1、1.5、2、2.5、3時間の国土交通大臣認定を取得しており、2、3時間は日本初となります。中心部の「荷重支持部」にはスギ以上の比重がある樹種を選択でき、製材、集成材、LVL、CLTなどが使用可能です。1時間、2時間耐火仕様の柱において、EPD Hubにて認証を受け、EPD(環境製品宣言)を取得しています。技術は(一社)日本木造耐火建築協会を通じてオープン化されており、2020年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞 技術部門を受賞しています。
木材利用推進コンクールの概要
木材利用推進中央協議会が平成5年より開催しているコンクールで、木材利用の一層の促進を目的としています。特色のある木造施設等を対象とする「優良施設部門」と、国産材利用に積極的に取組む企業を対象とする「国産材利用推進部門」の2部門で構成されています。
本年度は「優良施設部門」から特賞12点および優秀賞29点、「国産材利用推進部門」から特賞6点が決定されました。
株式会社シェルターの概要
山形県山形市に本社を置く株式会社シェルター(代表取締役社長 木村仁大)は、人と環境に優しい「木造都市」の実現に向けた事業を展開し、国産材利用の推進に貢献していくとしています。
- 社名:株式会社シェルター
- 代表者:代表取締役社長 木村仁大
- 本社所在地:〒990-2473 山形市松栄1丁目5番13号
- 東京支社:〒108-0014 港区芝5丁目36番7号 三田ベルジュビル9階
- 設立:1974年12月
- 公式サイト:https://www.shelter.inc/
本記事は株式会社シェルターの発表をもとに作成しました。
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