DAIKEN、デザイン畳おもてを初商品化した畳コースターの販売を開始
DAIKEN株式会社は、和紙おもてにインクジェット印刷を施すことで好みの絵柄を印刷できる「デザイン畳おもて」を初めて商品化し、「畳コースター」の販売を開始した。今回の販売は印刷関連サービス会社を通じて実施される。
開発の背景とエプソンとの連携
DAIKEN株式会社(社長:清洲忠洋)は2021年4月より、異業種共創プラットフォーム「point 0」に参画し、オープンイノベーションによる市場価値の創出に取り組んできた。その一環として、共創パートナーのセイコーエプソン株式会社(以下、エプソン)と連携し、建材とインクジェット技術の融合による製品開発を進めてきた。
住宅の洋風化に伴う和室の減少などを背景に畳の国内製造・流通量が年々減少するなか、たたみボードや和紙おもてを通じて50年以上にわたり畳産業に携わってきた同社は、2025年に和紙おもてに高精細かつ高発色の図柄プリントを実現した「デザイン畳おもて」を開発した。今回は建材用途にとどまらない新たな展開として、ノベルティ向け畳コースターの商品化に至った。
なお、使用されている和紙おもては機械すき和紙であり、コウゾ、ミツマタ等を使用した手すき和紙ではない。

技術的特徴と製品概要
従来の和紙おもてにはインクジェット印刷時にインクが定着しにくい課題があった。そこで、インクジェット用の前処理剤を和紙おもてのコーティング工程に混合することにより、インクの定着と発色を改善させた。
製品の主な特長は以下の通り。
- 材料であるDAIKENの和紙おもてに撥水性があり、お手入れが簡単なためドリンク用コースターとして使用可能
- インクジェット印刷により、好みの絵柄や文字等のプリントが可能
- 最小ロット30枚~の受注生産
販促EXPOへの出展と今後の展望
6月24~26日に東京ビッグサイトで開催された「販促EXPO」では、販売元である東京リスマチック社のブースで本製品が出展された。来場者からは珍しく興味をひかれるといった反応が寄せられた。
DAIKEN株式会社は今後も共創活動を通じ、「和室の床材」にとどまらない畳の用途を開拓し、多様化するライフスタイルに調和する新たな可能性を提案していくとしている。


関連情報および問い合わせ先
- 「インクジェット印刷の畳コースター」紹介ページ(東京リスマチック社のサイト): https://www.lithmatic.net/service/488
- 製品に関するお問い合わせ: ソリューション開発部 イノベーション課(電話番号: 03-6271-7778)
本記事はDAIKEN株式会社の発表をもとに作成しました。
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