ABC、インドネシアの物流倉庫業特化研修施設を2027年2月に本格運用へ
東京都港区のアセアンブリッジコンサルティング株式会社(ABC)は、協力会社のJIPAグループと連携してインドネシア・ボヨラリに設営を進めている研修施設「Logistics Training Center Presented by JIPA×ABC」について、建屋の完成および導入設備の決定を発表した。同施設は特定技能「物流倉庫業」分野に特化した拠点で、日本の物流現場と同等環境のトレーニング設備を整える。2027年2月1日より本格運用を開始する予定だ。
施設設立の背景と狙い
日本の物流業界では、EC市場の拡大やドライバー不足、倉庫作業員の人手不足が深刻化し、持続可能な人材確保が大きな課題となっている。特定技能制度における「物流倉庫業」分野の活用が期待されるなか、ABCは来日前から日本の現場に適応できる人材育成が必要不可欠であると考え、同プロジェクトを発足した。
食品製造業、外食業、宿泊業などで実績を重ねてきたABCのノウハウと、JIPAグループとの現地連携により、選考段階で実技スキルや適性を把握できる体制を整え、日本企業における外国人材の受け入れと早期戦力化を後押しするとしている。
日本の物流現場と同等仕様の設備を導入
研修施設には、日本の多くの物流現場や倉庫で実際に使用されている資材や重機と同等仕様の器具を導入する。器具の選定は完了しており、順次搬入と設置が進められている。導入が決定している設備は以下の通り。
- フォークリフト実技機器(NOBLELIFT社製等):トラックへの積み降ろし作業や安全走行訓練を行うカウンターバランス式フォークリフト(FE4P16シリーズ等)、狭小スペースでの小回り作業や高所ラックへの荷揚げ・荷下ろし操作の実践訓練を行うリーチ式フォークリフト(RT15ST等)
- 荷役・保管資材:段積み作業、安全な格納手順、荷重負荷管理、荷崩れ防止の訓練環境を構築するネステナー(スタッキングラック)
- 各種パレット・梱包資材:パレタイズ作業、検品・荷札管理、ストレッチフィルム施工などの実践的なトレーニングを実施
現場対応力を高めるカリキュラムと今後の予定
受講生が来日前から即戦力となる実務スキルと現場対応力を習得できるよう、フォークリフト操縦教育や荷役の基本作業を行う実技訓練のほか、指差し呼称や作業前点検、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の習慣化による安全管理・5S教育、作業指示の正確な理解や「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」の徹底を図る現場日本語教育を提供する。
今後のスケジュールとしては、2026年12月〜2027年1月に設備の搬入・設置調整、試運転、模擬授業を開始し、2027年2月1日〜に研修拠点としての本格運用を開始する計画となっている。
- 所在地:〒105-0014 東京都港区芝1-11-16 ニチリンビル6階
- 事業内容:特定技能外国人材の紹介・登録支援機関業務、コンサルティング事業
- TEL:03-6823-8202(代表)
- 問い合わせURL:https://aseanbc.co.jp/contact/
本記事はアセアンブリッジコンサルティング株式会社の発表をもとに作成。
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