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大森技工所、日本口腔科学会中部地方部会で歯科技工物の現物を展示へ

株式会社前仲原物産が運営するデジタルラボの大森技工所は、2026年10月4日に愛知学院大学歯学部 末盛キャンパス 臨床教育研究棟で開催される「第69回 NPO法人日本口腔科学会 中部地方部会」の会場にて、歯科技工物の現物を展示します。

会場では、写真やカタログではなく技工物そのものを持ち込み、適合や仕上げを直接確認できる展示を行います。有床義歯を専門とする歯科医師が多く参加する学会において、実際の品質を確かめてもらう機会とする考えです。

手にとって精度を確かめる現物展示

今回の展示では、金属のバネを使わない部分入れ歯であるノンクラスプデンチャーをはじめ、フルジルコニアやレイヤードジルコニア、e.max、保険適用CAD/CAM冠、CAD/CAMインレー、金属床義歯、純チタンやコバルトクロムによる部分床義歯のメタルフレーム、アタッチメント義歯などの現物が並びます。

技工物の品質において重要となるクラスプの適合やメタルフレームの厚みと研磨、床縁の仕上げ、人工歯の排列、マージンの精度などは手に取って初めて判断できるとし、日常的に有床義歯を扱う歯科医師から直接評価を受け、技工業界の発展や歯科医療への貢献に役立てていく方針です。

義歯と支台歯補綴物のセット設計に対応

部分床義歯の設計では、入れ歯を安定して着脱するために支える歯の側に設けるレスト座やガイドプレーンの付与など、着脱方向と維持装置の位置を前提とした形態が求められます。

大森技工所では、ノンクラスプデンチャーなどの義歯と、ジルコニアやCAD/CAM冠といった支台歯側の補綴物の双方を受注しています。義歯の設計を前提とした支台歯形態の指示に対応し、寄せられた指示を今後の技工物に反映することで歯科医療に貢献していくとしています。なお、ノンクラスプデンチャーの素材にはTCS社のスーパーポリアミド「アンブレイカブル」を使用しており、保険適用のCAD/CAM冠についてはPEEK冠(機能区分Ⅴ)を含む機能区分Ⅰ〜Ⅴに対応しています。

大森技工所はデジタルラボとして、口腔内スキャナー(IOS)による光学印象データを前提とした設計・製作工程を組んでいます。STLデータであれば基本的にどのスキャナーのデータにも対応可能で、PLY形式であれば正確なマージン判別が可能になるとしています。また、石膏模型が送付された場合も技工所側で3Dデータに取り込んで製作を行うため、IOSの有無にかかわらず同じ工程で製作されます。

設計にはドイツexocad社のオープンタイプ歯科専用CADソフト「exocad 3.2 Elefsina」を使用し、加工にはキヤノン電子株式会社の歯科用ミリングマシンを導入しています。2026年3月にはハイエンドモデル「Canon MD-500S」を増設導入し、生産体制を強化しました。

納期の目安は以下の通りです(データまたは模型が技工所に到着した翌日から起算)。

  • ノンクラスプデンチャー:中7〜8日
  • ジルコニア、e.max:中5〜6日
  • CAD/CAM冠:中3〜4日

開催概要

第69回 NPO法人日本口腔科学会 中部地方部会の開催概要は以下の通りです。

  • 大会名:第69回 NPO法人日本口腔科学会 中部地方部会
  • メインテーマ:『多分野連携医療を育む口腔科学の未来社会』
  • 会期:2026年10月4日(日)
  • 会場:愛知学院大学歯学部 末盛キャンパス 臨床教育研究棟(愛知県名古屋市千種区末盛通2-11)
  • 当社展示:臨床教育研究棟 正面エントランス前 9:00〜16:00
  • 大会長:武部 純(愛知学院大学歯学部 有床義歯学講座 主任教授)
  • 準備委員長:松川 良平(同講座 講師)
  • 学会公式サイト:https://www.k-gakkai.jp/jsscongress-chubu69/

大森技工所の概要

  • 運営会社:株式会社前仲原物産
  • 技工所名:大森技工所
  • 担当者:森
  • 所在地:奈良県吉野郡大淀町北野1-11(吉野ミリングセンター)
  • 模型・指示書の送付先:〒535-0003 大阪府大阪市旭区中宮5-8-13 プレステージ中宮1階
  • 歯科技工所番号:295600013
  • 事業内容:歯科技工物の製作・提供
  • URL:https://dental-site1.com/

本記事は株式会社前仲原物産の発表をもとに作成しました。

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