一般の人への信頼度は日本が16%で世界最低水準 イプソス調査
世論調査会社のイプソス株式会社は、日本を含む世界31か国、23,537人を対象に実施した「イプソス グローバル信頼度指数2026」の結果を発表しました。調査によると、日本で「一般の男性/女性は信頼できる」と回答した人は16%にとどまり、調査対象の31か国の中で最も低い水準となりました。各国の職業全体における信頼と不信のバランスを示す「グローバル信頼度国別指数」においても、日本は下位グループに位置しています。
一般の人への信頼度は日本が31か国中で最低
31か国平均では、一般の人を「信頼できる」と考える人(34%)が「信頼できない」と考える人(18%)の約2倍に上ります。これに対し、日本はトルコ、ハンガリーと並び、一般の人を「信頼できない」と考える人の方が多い3か国のひとつとなりました。
調査結果からは、日本では特定の職業に限らず、身近な人々を含む社会全体に対して慎重な見方が広がっている実態が示されています。
信頼できる職業は医師が首位 不信感はインフルエンサーや政治家に
職業別にみると、日本で信頼できる職業の上位は「医師」(45%)、「科学者」(36%)、「裁判官」(35%)でした。31か国平均では医師を信頼できると回答した割合は58%であり、日本では最も信頼される職業であっても過半数の支持を得られていません。
一方、「信頼できない」と回答した割合が最も高かったのは「SNSのインフルエンサー」(59%)で、「政治家」(55%)、「政府大臣」(45%)が続いています。
AIチャットボットへの信頼度は17%にとどまる
今回初めて調査対象に加わった「AIチャットボット」については、日本で信頼できると回答した人は17%にとどまり、31か国平均(23%)を下回りました。SNSのインフルエンサーや政治家への不信が根強いことに加え、新技術に対しても懐疑的な視線が向けられている傾向がうかがえます。
調査概要
- 調査方法:イプソス グローバルアドバイザー調査プラットフォーム
- 調査対象:日本を含む世界31か国、計23,537人の成人で、年齢層はインドが18歳以上、カナダ、アイルランド、マレーシア、ニュージーランド、南アフリカ、トルコ、米国が18~74歳、タイが20~74歳、インドネシアとシンガポールが21~74歳、その他の国は16~74歳
- 実施日:2026年6月19日(金)から2026年7月3日(金)
- 調査機関:イプソス

本記事はイプソス株式会社の発表をもとに作成されています。
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