高知県中土佐町がかつおの町 土佐久礼のロゴとポスター制作 地域ブランド化へ
高知県中土佐町久礼地区の「シン・鰹乃國プロジェクト」推進協議会は、町のブランディングの取り組みの一環として「かつおの町 土佐久礼」ロゴおよびポスターを制作した。400年以上にわたりかつおの一本釣り漁が続く土佐久礼のかつおや文化の魅力を発信し、持続可能な町づくりにつなげることを目的としている。
3本のラインに込めた土佐久礼らしさとポスターデザイン
制作された「かつおの町 土佐久礼」ロゴの3本のラインは、鮮度にこだわる漁師、目利きに優れた鮮魚店・加工事業者、味の違いを知る町民という「釣るプロ・売るプロ・食べるプロ」の3つのプロを象徴している。また、かつおの特徴である縦縞や海を泳ぐかつおの群れも表しており、勢いのある筆致としっかりした文字で漁師町らしさや鮮度へのこだわり、品質の高さを表現した。
あわせて制作されたポスターは「NO KATSUO,NO LIFE!」をキャッチフレーズとし、久礼漁協で競り落とされたばかりのかつお3本を配置している。デザインは、タケムラデザインアンドプランニング代表のタケムラナオヤ氏が手がけた。ロゴとポスターは商標登録出願中となっており、関連する個人や企業、団体が魅力発信の目的で使用できる。

中土佐町の池田洋光町長は、かつおへの愛とプライドをかけた制作物であるとしたうえで、「調理師の私はかつおの町の町長として、皆さんに本当においしいかつおを食べて欲しくてこのロゴ・ポスターを作りました」とコメントしている。
官民連携で進めるシン・鰹乃國プロジェクトの背景
中土佐町では人口減少が進む中、かつおを軸にした持続可能な町づくりを目指し、官民連携の取り組みを進めている。2024年4月に「シン・鰹乃國プロジェクト」推進協議会準備委員会が発足し、2025年4月には推進協議会が本格スタートした。さらに2026年4月からは、情報発信、町内理解の促進、関係構築・ファンづくりの3つを柱としたブランディング推進計画を始動させている。

協議会を構成する組織は以下の通りである。

- 中土佐町商工会
- 久礼漁業協同組合
- なかとさ観光協会
- 町有施設運営事業者(企画・ど久礼もん企業組合)
- 中土佐町
- 中土佐町教育委員会
東京でのイベント開催と情報発信の展開
情報発信の取り組みとして、直近では11月に東京で「かつおの町 土佐久礼フェア」や「かつお祭 in 東京」の開催を予定している。ポスターは町内各所への掲示のほか、町外のイベントでも活用される。
中土佐町久礼地区(土佐久礼)における2026年の調査では、住民の8割以上がかつお好きと回答し、約4割が週1回以上かつおを食べている結果が出ている。協議会は今後も多様な接点をつくりながら、土佐久礼のファンづくりを進めるとしている。
本記事は「シン・鰹乃國プロジェクト」推進協議会の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



