宮坂醸造の真澄がICC SAKE AWARDで優勝 日本酒蔵として大会初
長野県諏訪市の宮坂醸造株式会社が醸す日本酒「真澄」が、2026年9月2日に決勝トーナメントが開催された「ICCサミット KYOTO 2026」の第7回「ICC SAKE AWARD」で優勝しました。主催者の発表によると、日本酒蔵による優勝は同大会で初となります。
約70名の審査員が評価するSAKE AWARDで優勝

「ICC SAKE AWARD」は、さまざまな業界の経営者や事業の担い手が集まるカンファレンス「ICCサミット」のプログラムのひとつで、日本から世界へ発信するお酒の可能性を探る場として開催されています。日本酒をはじめ、ビール、ジン、シードルなど多様な酒類の造り手が参加し、「ベスト・インプレッション」を基準に酒の専門家や愛好家が投票によって審査を行います。
今回は10社が予選に参加し、8社が決勝トーナメントへ進出しました。約70名のオフィシャル審査員・オーディエンス審査員による評価を経て、真澄が優勝を獲得しました。
決勝トーナメントで3つの異なる銘柄を出品
真澄は、決勝トーナメントの各ラウンドで異なる酒を出品し、山廃造りや長期熟成、瓶内二次発酵といった酒造りと日本酒の多彩な魅力を示しました。

準々決勝では、長野県産米と七号系自社株酵母を用い、伝統的な山廃造りで醸す純米大吟醸酒「真澄 七號」を出品しました。続く準決勝では、歴代の杜氏や蔵人が品評会出品酒を少しずつ取り置いてきた営みから生まれた、1971年に醸された大吟醸を長期貯蔵した「真澄 夢殿 1971」を披露しました。
決勝では、瓶内二次発酵による泡を楽しめる「真澄 Origarami スパークリング」を出品しました。同商品は澱を残して仕上げた純米酒で、注ぎ始めの透明感のある味わいから、澱が加わったクリーミーな口当たりへの変化が特徴です。
1662年創業と協会7号酵母の発祥
宮坂醸造は1662年に信州諏訪で創業した酒蔵です。1946年に真澄の蔵から発見された酵母は「協会7号」として全国へ広まり、日本酒造りに用いられてきました。同社はその発祥蔵としての歩みを礎に酒造りを続けています。
宮坂醸造は、日頃の愛飲者や会場の参加者、大会関係者への感謝を述べるとともに、今後も信州諏訪の地で食卓や大切なひとときに寄り添う酒を届けていくとしています。
会社概要
- 会社名:宮坂醸造株式会社
- 代表者:宮坂直孝
- 所在地:〒392-8686 長野県諏訪市元町1-16
- 事業内容:清酒製造・販売
- 公式サイト:https://www.masumi.co.jp/
本記事は宮坂醸造株式会社の発表をもとに作成しました。
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