瀬戸内市がJR邑久駅と長船駅の活用アイデア募集 譲渡視野に民間活力を導入へ
岡山県瀬戸内市は、JR赤穂線のJR邑久駅とJR長船駅の駅舎活用に向けたアイデア募集を行っている。西日本旅客鉄道株式会社から駅舎の譲渡を含めた活用が可能である旨の申し出を受けたことを契機とした取り組みだ。券売機や改札口など駅として必要な機能を最小限残した上で、民間活力の導入を前提とした活用可能性などを検討する。
駅舎譲渡の申し出を受け市場性や可能性を検討
瀬戸内市では、第2次瀬戸内市地域公共交通計画を策定し、市民の移動手段の維持・確保、公共交通による移動機会の創出と地域の活性化に向けた施策に取り組んでいる。計画において市内公共交通とJR赤穂線の連携による交通ネットワーク効果の最大化を共通施策として掲げ、JR赤穂線の利用促進施策を検討する中で、西日本旅客鉄道株式会社から駅舎の譲渡を含めた活用が可能である旨の申し出を受けた。
これに伴い市は、民間事業者等の創意工夫やノウハウを取り入れた地域交流、賑わい創出及び観光振興に寄与する拠点として駅舎を活用することを目的に、アイデアを募集して市場性の把握や活用可能性の検討を進める。
対象となる2つの駅舎施設
アイデア募集の対象となっている施設は、現在西日本旅客鉄道株式会社が所有している以下の2駅である。
- JR邑久駅(岡山県瀬戸内市邑久町山田庄186-3)
- JR長船駅(岡山県瀬戸内市長船町福岡440-1)
募集するアイデア内容と受付期間
地域拠点としての賑わい創出に向けて、市場性の有無や市と民間事業者の分担、参加しやすい公募条件などを整理するため、以下の項目に関する意見やアイデアを受け付けている。
- (1)駅舎を利活用した事業アイデア
- (2)駅舎を利活用した事業の実施内容及び期待される収益性
- (3)駅舎の改修工事等の要否
- (4)活用を想定している範囲、賃借料
- (5)駅利用者や近隣住民等へ期待される効果
賃借料については今回の提案内容を踏まえる形となるが、実際の事業公募の際には公益性に基づき市が改めて指定するものとしている。
アイデアシートの受付期間は令和8年9月3日(木曜日)から10月15日(木曜日)までで、募集期間中には応募内容に応じた追加対話の連絡が行われる場合がある。
岡山県瀬戸内市の概要と問い合わせ先
瀬戸内市は岡山県南東部に位置し、岡山市に隣接する人口約3万5千人の自治体である。岡山駅からJR赤穂線で最短21分の立地にあり、南部には瀬戸内海が広がるほか「日本のエーゲ海」と称される牛窓の景観を持つ。温暖な気候を生かした農水産業や観光業が盛んで、官民共創による地域課題の解決や価値創造に取り組んでいる。
本件に関する問い合わせ先は以下の通り。
- 窓口:岡山県瀬戸内市役所 成長戦略部 地域振興推進課
- 電話番号:0869-22-1031
- メールアドレス:chiikishinko@city.setouchi.lg.jp
本記事は岡山県瀬戸内市の発表をもとに作成。
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