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27年卒の採用充足率は78.3パーセントで5年ぶりに増加 マイナビ調査

株式会社マイナビは、2027年卒採用の内定状況と2028年卒採用の見通しなどをまとめた「2027年卒マイナビ企業新卒内定状況調査<採用実績>」の結果を発表しました。2027年卒の採用充足率は前年比8.6pt増の78.3%となり、22年卒以来5年ぶりに前年を上回っています。また、28年卒の採用については81.1%の企業が実施予定としており、前年並みの採用意欲を維持していることが分かりました。

27年卒の採用充足率は78.3%で5年ぶりに前年を上回る

2027年卒の採用充足率は78.3%(前年比8.6pt増)となり、22年卒以来5年ぶりに前年を上回りました。

採用充足率をインターンシップ・仕事体験の実施有無別でみると、実施した企業では80.7%、実施していない企業では58.9%となり、その差は21.8ptとなっています。実施企業の充足率も前年より増加しました。企業によるインターンシップ・仕事体験等の実施率が増加傾向にあるなか、こうしたキャリア形成支援プログラムを通じて仕事内容や業界への理解を促せたことが充足率改善の要因となった可能性があるとみられます。

採用活動が「前年より厳しかった」企業は3年連続で減少

採用活動が「前年より厳しかった」と回答した企業の割合は34.6%となり、3年連続で減少しました。最多は「前年並みに厳しかった」(51.4%)で4年連続の増加となり、依然として厳しい印象を持つ企業が多い一方、「前年より楽だった(10.5%)」「前年並みに楽だった(3.5%)」という回答も微増傾向にあります。

採用活動が「厳しかった」理由としては「母集団の確保」(77.1%)が前年に続き最多となったものの、前年からは減少しました。「内定辞退の増加」や「選考辞退の増加」もそれぞれ減少しています。母集団の確保、および採用選考への動員・歩留まりが改善された企業が多かったとみられ、充足率の改善に影響している可能性が考えられます。

28年卒の採用計画は81.1%が実施予定で「今年度並み」が増加

28年卒向け採用計画の策定状況では、「実施する計」が81.1%となり、前年並みの高水準を維持しています。

採用予定数については「今年度並み(75.1%)」が最も多く、3年連続で増加しました。一方で、25年卒を境に「増やす(大幅に増やす+多少増やす)」は減少傾向が続いており、28年卒採用予定では10.5%となっています。「減らす(大幅+多少)」は0.3 pt増加しており、前年(27年卒採用予定)と同様に採用予定数を増やさず現状維持もしくは採用数減とする企業が増え始めている状況です。

マイナビキャリアリサーチラボ研究員の長谷川洋介氏は、「今年度の採用充足により次年度の採用数を調整している可能性もあり、今後も企業の採用動向を注視していく必要があります」とコメントしています。

調査概要

  • 調査名:2027年卒マイナビ企業新卒内定状況調査<採用実績>
  • 調査期間:2026年9月7日(月)~2026年10月4日(日)
  • 調査対象:「HUMAN CAPITALサポネット」会員および新卒採用実績のある企業
  • 調査機関:自社調べ
  • 有効回答数:1,667社 (上場114社、非上場1,553社|製造664社、非製造1,003社)
  • 調査方法:「HUMAN CAPITALサポネット」会員へのメールマガジン案内、マイナビ2027のサポートメール案内、新卒採用実績のある企業の採用担当者への個別メール案内
  • 発表企業:株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)

※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。

本記事は株式会社マイナビの発表をもとに作成されています。詳細な調査結果は同社のWebサイト(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20261105_116787/)で確認できます。

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