国連GCのNY会合に日本の企業首脳や東大松尾教授が参加 GCNJが発信支援
国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)は、米ニューヨーク市で開催された国連グローバル・コンパクトの主要イベント「民間セクターフォーラム」および「リーダーズサミット」に参加しました。世界各国の企業や政府、国際機関のリーダーが集う対話の場において、日本の会員企業やアカデミアによる持続可能な経営の実践と知見の発信を支援しました。会合は2026年9月の国連総会ハイレベルウィークに合わせて実施されました。


日本の企業首脳が民間セクターフォーラムで議論
9月20日に開催された「民間セクターフォーラム(Private Sector Forum)」は、国連事務総長が参加するCEO限定・招待制のハイレベル会合です。「Advancing a Clean, Just and Secure Energy Future(クリーンで公正かつ安定したエネルギー社会の実現に向けて)」をテーマに、クリーンエネルギーへの公正な移行の加速や、気候目標達成に向けた官民連携、投資の在り方について議論が行われました。
日本からは以下の企業首脳が参加しました。
- 味の素株式会社 代表執行役社長 中村茂雄氏
- コニカミノルタ株式会社 代表執行役社長 兼 CEO 大幸利充氏
- 住友林業株式会社 代表取締役 執行役員社長 光吉敏郎氏
9月22日〜23日に開催されたフラッグシップイベント「リーダーズサミット(Leaders Summit)」では、「Driving Sustainable Growth and Resilience(持続可能な成長とレジリエンスの推進)」をテーマに、企業のガバナンス、人権、気候変動、サステナブルファイナンス、サプライチェーン改革などのサステナビリティ課題が話し合われました。
責任あるAIの活用をテーマとしたセッション「Artificial Intelligence: Threat or Catalyst for Responsible Business?(AIは責任ある企業活動にとって脅威か、それとも推進力か)」には、国連「AIに関する独立国際科学パネル」のメンバーを務める東京大学大学院工学系研究科 教授 松尾豊氏が登壇し、責任あるAI活用と持続可能な社会の実現について議論しました。
多彩なテーマでハイレベル会合を開催
期間中はこのほか、「SDG投資フォーラム」、「アンストッパブル・アフリカ」、「国連ビジネスと人権指導原則15周年CEOラウンドテーブル」、「持続可能な調達に関するハイレベルフォーラム」などが開催され、持続可能な金融、人権、責任ある調達、アフリカ開発等に関する議論が行われました。国連グローバル・コンパクトは各種会合を通じて多様なステークホルダー間の連携を促進し、持続可能な成長やSDGs達成に向けた具体的な行動の加速を呼びかけました。

国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンについて
国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)は、東京都渋谷区に拠点を置き、磯崎功典氏が代表理事を務める組織です。2003年12月に発足し、人権、労働、環境、腐敗防止の4分野における10原則の実践や、SDGsの経営への浸透を推進しています。
- 発足年月:2003年12月
- 会員数:673(2026年9月現在)
- ウェブサイト:https://www.ungcjn.org/

本記事は国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンの発表をもとに作成しました。
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