日本ユニセフ協会とこども家庭庁、子どものメンタルヘルス啓発の新動画を公開
日本ユニセフ協会とこども家庭庁が共催する「こどものけんりプロジェクト」は、10月10日の世界メンタルヘルスデーを前に、新コンテンツ「まほうのはじまり(公園ライブバージョン)」を特設サイトとユニセフ公式YouTubeチャンネルで公開しました。子どものメンタルヘルスへの理解を広げ、誰もが安心してこころの健康について話し、支え合える社会の実現を目指すキャンペーンの一環として展開されています。
楽曲「まほうのはじまり」と公開されたライブ動画
楽曲「まほうのはじまり」は、晴れや雨など天気のように移り変わるさまざまな気持ちを大切にしながら、自分自身や周囲の人の力を借りて気持ちと向き合うことや、自分を支える“まほうの力”があることを子どもたちに語りかける楽曲です。「こどものメンタルヘルスキャンペーン~“こころのこえ”をきいてみよう~」の一環として制作されました。
今回公開された公園ライブバージョンは、『The Wakey Show ~ ザ・ウェイキー・ショウ』(NHK Eテレ 月曜~金曜 あさ7:00ほか放送中)で8月31日に放送された映像です。Wakeys、セサミストリートのエルモとクッキーモンスター、そして「こどものけんりプロジェクト」の応援キャラクターであるジーン&ケーンが一緒に歌っています。
子どものメンタルヘルスを取り巻く国内外の現状
ユニセフ(国連児童基金)などによると、世界の10〜19歳の7人に1人以上がメンタルヘルスに何らかの問題を抱えているとされています。また、メンタルヘルスの不調の3分の1は14歳までに兆候が現れる一方で、そのほとんどは気づかれず、必要なケアを受けられずに取り残されている現状があります(出典:”Mental health of children and young people: service guidance” WHO/UNICEF, 2024)。
日本国内においても、ユニセフ「レポートカード20」(2026年)により子どもの精神的幸福度が先進国37カ国中32位にとどまることが報告されているほか、2025年の小中高生の自殺者数も過去最多を更新しています。
特設サイトで提供される多様なケアコンテンツ
2026年6月にスタートした「こどものメンタルヘルスキャンペーン~“こころのこえ”をきいてみよう~」の特設サイトでは、ユニセフ本部が制作した50以上のコンテンツの日本語版が掲載されています。保護者や10代の若者を対象に、メンタルヘルスに関する基礎知識やセルフケア、周囲に助けを求めることの大切さを伝える記事や動画が紹介されています。
さらに、未就学児~小学校低学年向けの歌「まほうのはじまり」や、セサミストリートから提供されたワークシートなど、親子で取り組める心のケアに関する情報も提供されています。
- こどものけんりプロジェクト:日本が「子どもの権利条約」に批准して30年となった2024年に、日本ユニセフ協会とこども家庭庁が連携して開始。NHKエデュケーショナルの協力を得て開発した教材を全国(約5万の幼稚園や小中高校など)に展開し、2030年3月末までの期間、普及に取り組んでいる(https://www.unicef.or.jp/kodoken/)
- セサミストリートジャパン:非営利団体セサミワークショップの日本法人。190以上の国や地域で活動を展開(https://www.sesameworkshop.org, https://www.sesamestreetjapan.org)
- 公益財団法人 日本ユニセフ協会:32の先進国・地域にあるユニセフ国内委員会の一つで、日本国内において民間で唯一ユニセフを代表する組織(https://www.unicef.or.jp/)
- こどものメンタルヘルスキャンペーン特設サイト:https://www.unicef.or.jp/kodoken/mentalhealth/
本記事は日本ユニセフ協会の発表をもとに作成。
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