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転職活動者の約7割が年収低下を受け入れられず マイナビ調査

株式会社マイナビは、直近1年間に転職活動を行った正社員を対象に実施した「転職活動実態調査(2026年)」の結果を発表した。調査によると、転職活動者の約7割が年収の下がる転職は受け入れられないと回答した。転職活動を始めた理由としても「給与が低かった」が最多となり、若年層を中心に給与が重要な判断材料となっている実態が示されている。

転職動機における給与の影響

直近1年間に転職活動を行った正社員に対し、活動を始めた理由を尋ねたところ、「給与が低かった(29.4%)」が前年に続き最多となった。転職活動を行った動機として給与がどれくらい影響していたかについては、「給与は動機の中でも比較的重要だった(38.1%)」が最多で、「給与は主要な動機だった(27.9%)」、「給与は動機の一つだった(21.3%)」と続き、「給与が動機」の合計は87.4%に達した。特に若年層で給与を転職活動の動機とする傾向がみられた。

年収下落への抵抗感と希望する上昇幅

転職する場合に現実的に期待していた年収の上昇幅については、「5%以上~10%未満(33.2%)」が最も高く、「10%以上~20%未満(20.3%)」が続いた。「上昇を特に求めていない」は19.0%で、年代が上がるほど高い傾向を示した。

転職によって年収が下がる可能性を受け入れられるか否かについては、「年収が下がる転職は受け入れられない」計が68.6%、「年収が下がる場合でも受け入れる」計が31.4%となった。若年層ほど受け入れられないとする割合が高い。年収がどの程度まで下がることを許容できるかでは、「年収は下げたくない(50.5%)」が最多となり、「5%以上~10%未満(18.4%)」「5%未満(14,6%)」と続いた。

希望年収に満たない場合の検討条件

希望年収額に満たない場合にどのような条件があれば転職しようと考えるかについては、「将来的な収入増加が見込める(47.6%)」が最も多く、「労働時間・働き方が改善する(44.5%)」が続いた。年代別では、40 代・50 代において「仕事内容・やりがいが向上する」と「人間関係・職場環境が改善する」がともに4 割を超え、年代が上がるほど高い傾向となった。

マイナビキャリアリサーチラボ 研究員の宮本 祥太氏は、中途採用を行う企業に対して、提示する給与水準がスキルに見合っているかを確認するとともに、将来の昇給見込みや労働時間、仕事内容を丁寧に伝えることがミスマッチ低減につながると指摘している。

調査概要

マイナビ「転職活動実態調査(2026 年)」の概要は以下の通り。

  • 調査目的:転職活動の行う人の特徴や心理特性を明らかにすること
  • 調査方法:インターネット調査(外部パネル)
  • 調査対象:正社員として働いている20 代~50 代の男女のうち、直近1 年間(2025 年7 月~2026 年6 月)に転職活動をした人:1500 サンプル(転職者:500サンプル、転職活動者:1000サンプル)
  • 調査期間:スクリーニング調査/2026 年7 月1 日(水)~7 月15 日(水)、本調査:2026 年7 月8 日(水)~7 月15 日(水)
  • 調査結果詳細URL:https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260924_114974/

※調査結果は、端数四捨五入の関係で合計が100%にならない場合がある。

本記事は株式会社マイナビの発表をもとに作成。

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