MIO-ERAが新曲配信、デビュー作を11月6日にBandcamp限定発売へ
上海出身のシンガー・ソングライターであるYifei Zhou (周逸斐)を中心とするプロジェクト、MIO-ERAが、新曲「魚 (Fish)」をEryngiiより配信リリースした。あわせて、セルフタイトルのデビュー・アルバム『MIO-ERA』を11月6日にBandcamp限定でリリースすることを発表した。

中国の民俗音楽をルーツにした8分間の先行シングル
「魚 (Fish)」は、デビュー・アルバムからの第2弾先行シングルであり、レーベルのEryngiiからは初のリリースとなる。中国の民俗音楽の影響を色濃く受け、メロディを中心に据えた8分間の楽曲となっている。中国の音楽とともに育ち、西洋音楽を長く学んできたZhouが、自身の表現を支え続けてきたルーツに焦点を当てた作品だ。
本楽曲は、2024年の失恋のあとにZhouが初めてアコースティック・ギターを購入し、眠りにつくまで弾き続けるなかで生まれた。「魚の記憶は7秒しか続かない」というイメージから始まり、過去の記憶との向き合い方が歌われている。
レコーディングではZhouがボーカル、アコースティック/エレクトリック・ギター、ピアノを担当し、Aidan Devineがベースとコーラス、Dom Vanceがドラムで参加している。Zhouは楽曲制作の過程について、「つらい記憶から前に進みたいと思う一方で、孤独も、心が癒えていく過程は決して一直線ではないことも、受け入れたかった」とコメントしている。

セルフタイトルとなる『MIO-ERA』は、20代のZhouが自身の音楽やアイデンティティを模索した時期を記録したコンセプト・アルバムである。中国語と英語を行き来しながら、失恋や愛、孤独、成長を描き、全10曲が組曲のようにつながりながら全体でひとつの物語を形づくる構成となっている。
Zhouにとって本作は、成長した時期に区切りをつけ、これまで存在さえ認められなかった感情に居場所を与える作品と位置づけられている。
MIO-ERAは、2024年にZhouが始動させたプロジェクトである。コア・メンバーはZhou、Aidan Devine、Dom Vanceの3人で、ボストンのニューイングランド音楽院とバークリー音楽大学で学んでいた時期に関係を深めた。Zhouは楽曲制作に加え、スタイリングや振付、グラフィック・デザインも手がけている。

プロジェクトの出発点には、アニメやインターネット・カルチャー、フォークに影響を受けたソングライティングなど、自身の関心を自由に音楽へ取り入れたいという思いがある。プロジェクト名は、Zhouが影響を受けてきた日本のアイドル文化、とりわけPASSPO☆の増井みおに由来する。また、青葉市子、坂本龍一、エイドリアン・レンカー、ペドロ・マルチンスも影響を受けたアーティストとして挙げられている。
- シングル「魚 (Fish)」
配信リリース日: 2026年9月23日 (水) レーベル: Eryngii ※BandcampのEryngii Club会員向け先行公開を経てリリース。
- アルバム『MIO-ERA』
リリース日: 2026年11月6日 (金) 形態: Bandcamp 限定リリース 収録曲数: 全10曲収録
- 試聴リンク: https://eryngii.art/fishpr
- Bandcamp: https://eryngii.art/fishpr/bandcamp
本記事はEryngiiの発表をもとに作成。
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