3keysが施設児童向け学習支援プリントシステムの開発クラファンを開始
認定NPO法人3keysは、虐待やネグレクトなどの環境で育ち、児童養護施設や母子生活支援施設などで暮らす子どもたちの学習ハンデ解消に向けたクラウドファンディングを2026年9月17日(木)に開始しました。寄付プラットフォーム「Congrant」を通じて100万円を目標に支援を募っています。
本プロジェクトでは、多忙な施設職員が画面上で間違えた問題にチェックを入れるだけで、個々の子ども専用の復習プリントを自動作成できる基幹システムの開発および導入を目指しています。
施設現場における学習支援の課題と背景
児童養護施設などに入所する子どもの約7割は虐待経験者であり、入所前の不安定な環境により、実際の学年と習熟度に数年単位の大きな乖離が生じているケースが少なくないとされています。
17年にわたり学習支援を続けてきた3keysでは、つまずきを解消する学習の重要性を発信してきました。しかし、現場で子どもたちを見守る施設職員は24時間の交代制勤務などで多忙を極めており、一人ひとりの間違えた問題を確認して個別専用の復習プリントを作成することは困難な状況にあります。また、デジタル端末は集中力が持続しにくい子どもにとって脱線の要因にもなりやすいため、現場では紙と鉛筆による学習支援が求められているとしています。
開発を目指す新システムの特徴

開発を進めるシステムは、職員が画面上で子どもが間違えた問題を選択するだけで、復習用の紙プリントを即座に生成・印刷できる仕組みです。
本システムでは、交代制勤務や経験の浅い職員でも個別最適化された教材を用意できるようにすることで負担軽減を図ります。また、間違えた部分だけを解き直すピンポイント学習によって成功体験を構築しやすくするほか、紙と鉛筆を用いることで画面への脱線を防ぎ、手で書くことによる知識の定着を促進するとしています。
今回のプロジェクトでは、最もニーズの高い「漢字復習システム」の開発と普及費用に充てられる予定です。目標金額を達成した場合、株式会社Yogiboによる応援プロジェクト「GIVING100 by Yogibo」に基づき、寄付決済時の手数料を同社が全額負担します。
- プロジェクト名: 学習の遅れに悩む施設の子どもたちへ~自分専用の教材で自信を育む「プリントシステム」を開発したい
- 実施期間: 2026年9月17日(木)10:00 ~ 10月31日(土)23:59
- 目標金額: 100万円
- 資金使途: 基幹システムの開発・構築費用、本システムの全国施設への啓発・普及費用、システム開発・教材開発の外部委託費
- 備考: 認定NPO法人3keysへの寄付は寄付金控除の対象となり、確定申告により税額控除等を受けることが可能
認定NPO法人3keysの概要
東京都渋谷区に拠点を置き、代表理事を森山誉恵が務める認定NPO法人3keysは、10代の子どもたちの権利保障と自立支援に取り組んでいます。学習支援事業のほか、10代向け支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」の運営や居場所づくりの啓発活動などを展開しています。

本記事は認定NPO法人3keysの発表をもとに作成しました。

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