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ANA成田エアポートサービスで働く社員の就労支援事例をドットワークが公開

就労移行支援などを手がけるドットワークは、全般性不安障害(GAD)を抱えながらANA成田エアポートサービス株式会社に就職したSさんの就労支援事例を公開しました。公共交通機関の利用に不安を抱えていたSさんは、段階的な支援を経て課題を克服し、現在は同社の人事部人事課で研修運営などの業務を担当しています。本人や採用担当の藤井 美希さん、支援を担当したドットワークの澤﨑 瑞穂さんが、就職活動から職場定着までの歩みを明かしています。

小さな挑戦の積み重ねによる不安の克服

20代のSさんは、高校在学中だった2018年頃から閉鎖空間への不安感を抱くようになり、複数の情報を同時に整理することの難しさや、焦るとパニックになってしまうといった困りごとを抱えていました。大学在学中の2022年頃にハローワークで紹介を受け、ドットワークの利用を開始しました。

外出支援においては、家族の付き添いによる30分間のバス乗車から始め、電車では2分ほどの短い区間に挑戦するなど段階的に移動の訓練を重ねました。国土交通省の令和2年度「知的・発達障害者等に対する公共交通機関の利用支援に関する検討会」資料では、精神障がいのある方の半数以上が外出時に何らかの支援を必要としていることが示されています。ドットワークではToDoリストを活用した状況整理や振り返りを実施し、成功体験を積み重ねていきました。

研修運営業務などを担い広がる仕事の幅

Sさんは2025年4月にドットワーク千葉駅前Ⅰに通所して自立訓練を利用し、通所が難しくなった2025年7月には在宅支援に対応するドットワーク千葉駅前Ⅱへ変更して就労移行支援を利用しました。その後、2026年2月にANA成田エアポートサービス株式会社へ障がい者雇用枠で就職を果たしました。

現在は人事部人事課の研修チームで、データ入力や申請、研修資料の作成、備品の準備などを担当しています。さらに若年層向け研修の副担当として、外部研修会社との打ち合わせや受講者調整、当日の運営、請求書対応、アーカイブ動画の編集などにも携わっています。採用担当の藤井さんは、任された仕事をこなすだけでなく、自分で考えて動ける範囲が広がっていると評価しています。

職場と支援機関による継続的な定着支援

就職後も就労定着支援の利用を継続しており、職場の理解や配慮を受けながら業務に取り組んでいます。就職直後は月1回程度、企業と本人を交えた定着面談を行い、安定して働けている現在は3か月に1回程度を予定して面談が実施されています。

澤﨑さんは、就職後の定着支援を通じてSさんが苦手なことに対しても解決策を考えられるようになったと説明しています。Sさんは「これからも、自分の特性と向き合いながら、一つずつ挑戦して、できることを増やしていきたいです」としています。

株式会社ドットラインホールディングスの概要

  • 社名:株式会社ドットラインホールディングス
  • 所在地:〒261-7135 千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1ワールドビジネスガーデンマリブウエスト35階
  • 公式サイト:https://www.dotline-jp.com/
  • 事業内容:訪問診療、訪問看護、訪問介護、就労支援施設(B型・A型・就労移行支援・自立訓練)、ナーシングホーム、医療対応型グループホーム、障がい者グループホーム、児童発達支援・放課後等デイサービス等を運営。東京商工リサーチ調べ(2021年9月時点、調査対象:千葉県に本社を有する社会福祉法人以外の株式会社)で千葉県の医療・福祉拠点数ナンバー1。首都圏エリアで239拠点を運営。

本記事は株式会社ドットラインホールディングスの発表をもとに作成しました。

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